ジェームズ・ネスビット
英・北アイルランド出身。ロンドン大学セントラル・スクール・オブ・スピーチ・アンド・ドラマで演技を学び、卒業後は演劇界でキャリアを積む。84年、TVドラマに初出演し、「Cold Feet(原題)」(97~03)で英国内での人気を確立する。72年に北アイルランドで起きた血の日曜日事件をドキュメンタリータッチで再現した「ブラディ・サンデー」(02)で主演を務め、同作は第52回ベルリン国際映画祭で「千と千尋の神隠し」とともに金熊賞を受賞する。「ロード・オブ・ザ・リング」3部作の前日譚にあたる「ホビット」3部作(12~14)でドワーフ族のボフール役を演じる。英TVシリーズ「ジキル」(07)では、ゴールデン・グローブ賞のミニシリーズ/TV映画部門の主演男優賞にノミネートされた。