バリー・コーガン
アイルランドの首都ダブリン出身。幼くして母を亡くし、里親や祖母のもとで暮らす。いくつかのインディペンデント映画に出演して演技の経験を積み、2013年にTVシリーズ「Love/Hate(原題)」の出演でアイルランド国内でブレイクする。
その後、北アイルランド紛争を描いた「ベルファスト71」(14)や、マイケル・ファスベンダー主演のイギリス映画「アウトサイダーズ」(16)などに出演。クリストファー・ノーラン監督の戦争大作「ダンケルク」(17)でイギリス兵救出に向かう民間船の乗組員ジョージ役を演じて国際的に脚光を浴び、続くヨルゴス・ランティモス監督の不条理劇「聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア」(17)では主人公一家を翻ろうする少年マーティンを怪演した。
マーベル・シネマティック・ユニバースの大作「エターナルズ」(21)には、主要メンバーのひとりであるドレイグ役で出演。「イニシェリン島の精霊」(22)では第95回アカデミー賞の助演男優賞にノミネートされた。