マリア・メルセデス・コロイ
グアテマラ出身。幼い頃から演劇やフォークダンスに親しむ。同じくグアテマラ出身のハイロ・ブスタマンテ監督作「火の山のマリア」(15)で主演に抜てきされ、スクリーンデビュー。同作はベルリン国際映画祭で銀熊賞を受賞したほか、グアテマラ映画として初めて米アカデミー賞の外国語映画賞にエントリーした。アン・パチェットのベストセラー小説を国際的なキャストで映画化した「ベル・カント とらわれのアリア」(18)に参加後、中南米に伝わる怪奇伝説を取りいれたブスタマンテ監督の長編第3作「ラ・ヨローナ 彷徨う女」(19)に再び主演。同作はベネチア国際映画祭でベニス・デイズ部門を受賞したほか、ゴールデングローブ賞最優秀外国語映画賞にもノミネートされた。