グレアム・ムーア
米シカゴ出身。コロンビア大学で宗教史を専攻し、2003年に学士号を修得。10年に英作家アーサー・コナン・ドイルの生涯を題材にしたミステリー小説「The Sherlockian」を出版し、ニューヨーク・タイムズのベストセラーリスト入りを果たす。12年には、英数学者アラン・チューリングの伝記本を映画用に脚色した「The Imitation Game」が、ハリウッド未製作脚本の人気投票「ブラックリスト」の史上最高得点で第1位に輝く。同作は、14年にベネディクト・カンバーバッチ主演作「イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密」として製作・公開され(日本では15年公開)、第87回アカデミー脚色賞を受賞した。その他の製作前の作品では、エリック・ラーソン著「The Devil in the White City」の映画化で脚色を担当し、コメディ映画「Fucking Engaged(原題)」ではジュリア・ブローネル、ベン・エプスタインとともに脚本を執筆している。