イングリッド・ボルゾ・ベルダル
ノルウェー出身の女優。高校時代から歌のレッスンを始め、トロンハイムのノルウェー科学技術大学でジャズ歌唱や即興音楽を2年間学んだ後、オスロのオスロ・ナショナル・アカデミー・オブ・ジ・アーツで演技を学ぶ。在学中から舞台に立つようになり、卒業後はオスロのナショナル・シアターに所属し、1年目にして演劇賞ヘッダ・アワードでベスト・デビュー・オブ・ザ・イヤーに選ばれる。古典劇から現代劇まで幅広く出演する一方で、映画やTVドラマにも出演。06年の主演映画「コールドプレイ」(日本劇場未公開)では、ノルウェーの映画賞アマンダ・アワードの最優秀女優賞を受賞し、続編「ザ・コールデスト」(08)にも主演した。12年の「Chernobyl Diaries(原題)」で米国作品に初出演し、翌13年の「ヘンゼル&グレーテル」(日本劇場未公開)でハリウッドに進出。母国ノルウェーでも活動を続けながら、ハリウッドの「ヘラクレス」(14)にも出演する。