マット・シャルマン
英国を拠点に劇作家として活動し、2004年のデビュー当初から高い評価を得る。小説家イレーヌ・ネミロフスキーの遺作「フランス組曲」をソウル・ディブ監督が14年に映画化した際に、ディブ監督とともに脚色を手がける。冷戦時代を舞台にしたスパイスリラーの映画脚本はスティーブン・スピルバーグ監督が獲得し、トム・ハンクス主演の「ブリッジ・オブ・スパイ」(15)として映画化。同作でダイアローグの推敲を手がけたコーエン兄弟とともに第88回アカデミー脚本賞にノミネートされた。その他、英テレビドラマ「チェスター動物園をつくろう」(14)で脚本を執筆し、ミニシリーズ「Black Work(原題)」(15)では企画・制作総指揮・脚本を務めた。ボストンマラソン爆破事件を題材にした「Patriot’s Day(原題)」など映画企画を数本抱えている。