パベウ・パブリコフスキ
ポーランド・ワルシャワ生まれ。14歳の時に母国を離れ、ヨーロッパ各地を転々としたのち英国に拠点を構え、1980年代末からドキュメンタリー番組を監督する。98年、初の長編劇映画「The Stringer(原題)」を発表し、続く「Last Resort(原題)」(00)で、英国アカデミー(BAFTA)賞で最優秀英国映画新人賞を受賞。その後、「マイ・サマー・オブ・ラブ」(04・日本劇場未公開)や、「イリュージョン」(11・日本劇場未公開)などの監督・脚本を務める。母国ポーランドで撮影した「イーダ」(13)は、ポーランド映画初のアカデミー外国語映画賞を受賞。同じくポーランドで製作した「COLD WAR あの歌、2つの心」(18)で第71回カンヌ国際映画祭最優秀監督賞を受賞、第91回アカデミー賞では外国語映画賞・監督賞・撮影賞の3部門にノミネートされた。