パウラ・ベーア
ドイツのマインツ出身。10代のとき、クリス・クラウス監督の「The Poll Diaries」(10)で主演を務めて俳優デビューし、ドイツ映画界の期待の新人として注目を集める。
歴史大作「ルートヴィヒ」(12)などを経て、仏映画の名匠フランソワ・オゾン監督作「婚約者の友人」(16)の主演でベネチア国際映画祭マルチェロ・マストロヤンニ賞(新人俳優賞)、「水を抱く女」(20)でベルリン国際映画祭最優秀女優賞(銀熊賞)を受賞。
その確かな演技で国際的な注目を集める。ほか、映画の出演作に「ある画家の数奇な運命」「未来を乗り換えた男」(ともに18)など。「ステラ ヒトラーにユダヤ人同胞を売った女」(23)でも主演を務めた。フランス語も堪能。