ジェレミー・ストロング
米マサチューセッツ州ボストン出身。イエール大学で英語学を、英ロンドンの王立演劇学校で演劇を学ぶ。2008年に俳優としてブロードウェイデビューを果たし、同年、映画にも初出演する。当初はなかなか良作に恵まれなかったが、人気TVシリーズ「グッド・ワイフ」(11~13)の弁護士マット・ベッカー役で注目を集め、「リンカーン」や「ゼロ・ダーク・サーティ」(ともに12)といった話題作に参加。「ジャッジ 裁かれる判事」「グローリー 明日への行進」(ともに14)など社会問題を扱う作品群で力量を発揮し、「マネー・ショート 華麗なる大逆転」(15)や「デトロイト」「モリーズ・ゲーム」(ともに17)と着実にキャリアを積む。20年にはアカデミー賞候補作「シカゴ7裁判」で主要キャストを務めたほか、マシュー・マコノヒー主演、ガイ・リッチー監督作「ジェントルメン」にも出演している。