アデル・エグザルコプロス
仏パリ出身。父親はギリシャ系フランス人でギターの教師、母親はフランス人の看護師。9歳から演技のレッスンを始め、05年の中編映画「Martha(原題)」で女優デビュー。以降、仏女優ジェーン・バーキンが監督した長編映画「Boxes(原題)」(07)のほかTVドラマにも出演し、08年の映画「Les Enfants de Timpelbach(原題)」では主演を務め仏国内で注目を集める。メラニー・ロランとジャン・レノが共演した映画「黄色い星の子供たち」(10)に出演し、「カレ・ブラン」(11)ではジュリー・ガイエの少女時代を演じた。13年の「アデル、ブルーは熱い色」では女性と恋に落ちる主人公の女子高生アデルを演じ、カンヌ映画祭最高賞パルムドールを、アブデラティフ・ケシシュ監督と、ともに主演したレア・セドゥーの3人で受賞するという快挙を成し遂げ、19歳にして世界的な名声を手に入れる。その後は、俳優ショーン・ペンがメガホンをとる「The Last Face(原題)」(公開時期未定)に出演する。