トラビス・ナイト
父親はNIKEの共同創業者で名誉会長のフィル・ナイト。米ポートランド州立大学卒業後、クレイアニメーションで知られるウィル・ビントン・スタジオでアニメーターとしてキャリアをスタート。TVアニメやCMを手がける。2005年、同スタジオの後継となるライカ・エンタテインメントを設立し、長編ストップモーションアニメ「コララインとボタンの魔女 3D」(09)でリードアニメーターを務める。09年にスタジオの社長兼CEO就任後も、「パラノーマン ブライス・ホローの謎」(12)と「ボックストロール」(14)で製作とリードアニメーターを兼ね、ビジネスとクリエイティブの両面で手腕を発揮。古代日本をイメージした「KUBO クボ 二本の弦の秘密」(16)で監督デビューを果たし、アカデミー長編アニメーション賞にノミネートされた。大ヒットSFアクション「トランスフォーマー」シリーズのスピンオフ映画「バンブルビー」(18)の監督に抜てきされ、初の実写映画も手がけた。