キャリー・フィッシャー

父は歌手のエディ・フィッシャー、母は「雨に唄えば」のデビー・レイノルズ。3歳の時に、父親が女優エリザベス・テイラーと不倫したため、両親は離婚した。13歳の時に、母が出演する「Irene（原題）」で初舞台を踏む。ウォーレン・ベイティに見いだされ、「シャンプー」（75）でスクリーンデビュー。イギリスに渡り、ロンドン大学セントラル・スクール・オブ・スピーチ＆ドラマで演技を学ぶ。帰国後、「スター・ウォーズ」（77）のレイア姫で一躍有名になり、続編「帝国の逆襲」（80）、「ジェダイの帰還（旧題：ジェダイの復讐）」（83）にも出演。しかし、その後は大きな役に恵まれず、薬物中毒に陥る。1987年、半自伝的小説「崖っぷちからのはがき」を出版。同作が「ハリウッドにくちづけ」（90）として映画化される際には、脚本を担当した。以降、スクリプトドクターとしても活動する。00年代に入ると、ケビン・スミス監督によるオマージュ満載のコメディ映画「ジェイ＆サイレント・ボブ　帝国への逆襲」（01）や、「スター・ウォーズ」の熱狂的なファンが繰り広げる珍道中を描いた「ファン・ボーイズ」（09）などにカメオ出演。15年、シリーズ第7弾「スター・ウォーズ　フォースの覚醒」で再びレイア・オーガナ役を演じた。私生活では、85年に「サイモン＆ガーファンクル」のポール・サイモンと結婚したが、約1年で離婚している。