北村有起哉
父は文学座の俳優だった北村和夫。高校の文化祭をきっかけに演劇に興味を持ち、俳優を目指す。専門学校や俳優養成所で演技を学び、98年に映画「カンゾー先生」と舞台「春のめざめ」でデビューを果たす。その後は舞台のプロデュース公演を中心に活動し、近年は野田秀樹主宰のNODA・MAP公演「パイパー」「ザ・ダイバー」(ともに09)や、井上ひさしの戯曲を専門に上演するこまつ座の「黙阿彌オペラ」(10)、「十一ぴきのネコ」(12)に参加する。映画では「長州ファイブ」(06)、「真木栗ノ穴」(07)、「映画 クロサギ」(08)、「半次郎」「桜田門外ノ変」(ともに10)などに出演。TVドラマには「SP 警視庁警備部警護課第四係」(07)、「婚カツ!」「マイガール」(ともに09)、「警視庁失踪人捜査課」(10)などがある。