岸谷五朗
大学在学中の83年、三宅裕司が主宰する「劇団スーパー・エキセントリック・シアター(SET)」に入団し、舞台俳優としてキャリアをスタートする。93年、崔洋一監督の「月はどっちに出ている」で高崎映画祭とヨコハマ映画祭の最優秀新人男優賞を受賞する。その後も崔監督作「平成無責任一家 東京デラックス」(95)、「犬、走る DOG RACE」(98)で主演を務めた。94年、寺脇康文とともにSETを退団し、企画ユニット「地球ゴージャス」を結成。同ユニットの舞台公演の企画・脚本・出演する以外にも、映像作品に多数参加する。「キラー・ヴァージンロード」(09)で映画監督に初挑戦。その他の映画出演作に「Returner リターナー」(02)、「クローズZERO」シリーズ(07、09)、「夜明けの街で」(11)など。