カタリーナ・サンディノ・モレノ

コロンビアのボゴタ出身。大学で広告を学んでいたが、ジョシュア・マーストン監督の「そして、ひと粒のひかり」(04)で、800人が参加したオーディションで見事主演に抜擢され、映画デビュー作ながらベルリン国際映画祭で銀熊賞(最優秀女優賞)を受賞。アカデミー主演女優賞にもノミネートされる。
翌05年、俳優業を続けるため米ニューヨークに移住し、06年にはオムニバス「パリ、ジュテーム」の1作「16区から遠く離れて」に主演、イーサン・ホークが自伝を自ら監督した「痛いほどきみが好きなのに」でもヒロインを演じた。その後は「ファーストフード・ネイション」「コレラの時代の愛」(ともに07)、「チェ 28歳の革命」(08)、「エクリプス トワイライト・サーガ」(10)などの話題作に参加。
以降の出演作に、映画「アメリカン・ドリーマー 理想の代償」(14)、TVシリーズ「アメリカン・ゴシック 偽りの一族」(16)、ジョン・ウー監督作「サイレントナイト」(22)、キアヌ・リーブス主演のアクションシリーズ「ジョン・ウィック」のスピンオフ「バレリーナ The World of John Wick」(25)などがある。