小野寺昭
1969年に役者としてのキャリアをスタート。72年に放送が開始された刑事ドラマ「太陽にほえろ!」の“殿下”こと島公之役で人気を博す。映画初出演作「若い人」(77)では桜田淳子演じる主人公の女子高生と恋に落ちる新任教師を演じ、その後も「226」(89)、「Mr.レディ 夜明けのシンデレラ」(90)、「毎日が夏休み」(94)といった映画に出演、「釣りバカ日誌」シリーズでは8作目から12作目(96~00)に参加した。TVドラマでも「HOTEL」(90~92)をはじめ、2時間ミステリーなどに多数出演。往年の刑事ドラマをオマージュした「コドモ警察」では、TVドラマ版と劇場版、その続編「コドモ警視」(すべて13)にゲスト出演した。北野武監督の「龍三と七人の子分たち」(15)では、七人の子分たちのひとり「神風のヤス」を演じた。俳優以外にも、ナレーターや歌手として活動する。