ウルスラ・アンドレス
スイス・ベルン州出身。両親はドイツ人。イタリア映画に端役で出演した後、米ハリウッドに渡って57年に俳優ジョン・デレクと結婚。62年、「007」シリーズの1作目となった「007は殺しの番号」にボンドガール(ハニー・ライダー役)として出演。抜群のプロポーションが映える白いビキニ姿で一躍有名になり、後のボンドガールのイメージにも大きく影響を与えた。翌63年には、「テキサスの四人」でフランク・シナトラ、「アカプルコの海」でエルビス・プレスリーと共演。その他、「何かいいことないか子猫チャン」(65)や「ブルー・マックス」(66)、「007」シリーズのパロディ「007 カジノ・ロワイヤル」(67)などに出演した。66年にデレクと離婚してから多くの浮名を流し、「タイタンの戦い」(81)の共演者ハリー・ハムリンとの間に1男もうけたが再婚はしていない。