カトマンズの男

劇場公開日:

カトマンズの男

解説

世界的ヒット作「リオの男」の主演ジャン=ポール・ベルモンドと監督フィリップ・ド・ブロカをはじめ主要スタッフが再結集し、ジュール・ベルヌの小説「必死の逃亡者」を原作に壮大なスケールで描いたアクションコメディ。父から莫大な遺産を相続したアルチュールはあらゆる快楽に飽き、退屈のあまり自殺を試みるが失敗する。彼は父の友人だった中国人ゴオの勧めで世界一周の船旅に出るが、寄港先の香港で、株の大暴落により自身が破産したことを知る。これで心置きなく自殺できると喜ぶアルチュールに、ゴオは有意義に死ぬべきだと多額の生命保険をかけ、1カ月以内に殺してあげようと約束。そんな矢先、アルチュールは香港でストリッパーのアルバイトをしていた社会学者アレクサンドリーヌに一目ぼれし、死ぬのが惜しくなってしまう。アレクサンドリーヌ役に「007 ドクター・ノオ」で初代ボンドガールを演じたウルスラ・アンドレス。1965年製作で、日本では65年に初公開。2021年、ベルモンド主演作をHDリマスター版で上映する「ジャン=ポール・ベルモンド傑作選2」(21年5月14日~、東京・新宿武蔵野館ほか)で公開。

1965年製作/109分/G/フランス・イタリア合作
原題または英題:Les tribulations d'un Chinois en Chine
配給:エデン
劇場公開日:2021年5月21日

その他の公開日:1966年5月14日(日本初公開)

原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。

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a film by Philippe de Broca (C) 1965 TF1 Droits Audiovisuels All rights reserved.

映画レビュー

3.5☆☆☆★★ サイレントの喜劇王、バスター・キートンのスラップスティ...

2024年3月18日
iPhoneアプリから投稿

☆☆☆★★

サイレントの喜劇王、バスター・キートンのスラップスティック喜劇を踏襲したキ◯◯イ映画(笑)
終盤で、大量の殺し屋がベルモンドを殺そうと湧き出して来る展開等は、ある意味での《逆転発想の『キートンのセブンチャンス』》そのものでした。

男シリーズと言えばベルモンドだ!
まあ…配給会社が、ベルモンド作品=【男】シリーズとして売り込んだ名残で、ベルモンドの主演映画は全て単品作品ですけどね💧

前半は正直に言ってかなりかったるい。
オンボロの飛行機に乗り込み。ヒマラヤパートから以降は、そのテンションが上がるリアルなアクションで目が離せなくなる。

…が、、、

やっぱり映画の中身は、その全編を通していい加減極まりなく。滅茶苦茶な場面のオンパレードだと承知しておく必要はどうしてもある(u_u)
大体、◯務所の前におもむろにガ◯リ◯グ砲が置いてあり。それを使って殺し屋軍団と撃ち合いになるなんて、一体誰が考えた(^^;)

それでも吊橋の場面や、生贄にされそうな場面。
更には象の上に乗って逃げる展開等を観ると、完全にスピルバーグが撮った『魔宮の伝説』そのもの。
なんだかんだと、スピルバーグはベルモンドが大好きだったんだろうなあ〜。

車を使った多重事故(リアル過ぎて怖いよ〜ベルモンド〜)からの坂道を一気に駆け下りるアクション。
そして、竹の足場でのアクション場面は完全にジャッキーアクションの原点。
(ここでもリアル過ぎて怖いんだよ〜、絶対に怪我するでしょう💦)

多分、今の時代だと。全体的に野暮ったく見えてしまうから、若い人達には受けないのかも知れないのだけれど。その【カッドウ屋魂】の想いが、何とかして1人でも多くの人に届きますように(´-ω-`)

2021年 10月24日 キネマ旬報シアター/スクリーン1

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松井の天井直撃ホームラン

5.0カトマンズの男と言うよりも香港の男。 1971年11/08の月曜ロ...

2023年12月1日
スマートフォンから投稿
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マサシ

3.0命がけのコメディ

2022年9月17日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

主人公(ジャン=ポール・ベルモンド)は巨額の遺産を手に入れるも、人生に飽きてしまい、自殺未遂を立て続けに起こす。
しかし、株の暴落で無一文になり、こうなりゃ生命保険をかけて殺してもらおうとする。
ところが香港で出会ったストリッパー(ウルスラ・アンドレス)に一目惚れ・・・。
とんでもないアクションの連続で、ジャッキーも真っ青?

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いやよセブン

3.0てんこ盛り過ぎて

2022年8月26日
iPhoneアプリから投稿

40年前の香港の様子が懐かしい☆彡

不自由ない生活は、鬱を招く

なるほど。。。。

困難にあってストレスがあって

初めて生きてるという実感が湧くのですね!

深い映画🎬

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Billy