イザベラ・ロッセリーニ
伊ローマ出身で、母は俳優のイングリッド・バーグマン、父はイタリアの巨匠監督ロベルト・ロッセリーニ。母が主演を務めたビンセント・ミネリ監督作「ザ・スター」(76)で映画に初出演し、1979年にアメリカ市民権を獲得する。同年、マーティン・スコセッシと結婚するも82年に離婚。
米映画「ホワイトナイツ 白夜」(85)のヒロイン役で注目を集め、デビッド・リンチ監督作「ブルーベルベット」(86)でインディペンデント・スピリット賞主演女優賞を受賞し、同監督の「ワイルド・アット・ハート」(90)にも出演する。デビッド・リンチとは前者への出演をきっかけに一時交際関係にあった。
そのほかの主な出演作に「永遠に美しく…」(92)、「不滅の恋 ベートーヴェン」(95)、「最高の人生をあなたと」(11)、「複製された男」(13)、「マルセル 靴をはいた小さな貝」(21・声の出演)、「墓泥棒と失われた女神」(23)など。