イェスパー・クリステンセン
デンマーク・コペンハーゲン出身。1972年から25年にわたり舞台俳優としてシェイクスピア劇をはじめ古典劇などで多数主演を務め、70年代中盤からはTVドラマや映画にも出演する。98年からは映像作品に専念しており、ニコール・キッドマン主演の「ザ・インタープリター」(03)や、エミリー・ブラント主演の「ヴィクトリア女王 世紀の愛」(09)といった英語作品にも出演する。デンマーク出身のラース・フォン・トリアー監督の「メランコリア」(11)や「ニンフォマニアック Vol.1」(13)に出演した他、「007」シリーズの「カジノ・ロワイヤル」(06)、「慰めの報酬」(08)、「スペクター」(15)では悪役ミスター・ホワイトを演じる。デンマーク映画批評家協会主催のボーディル賞で、主演男優賞を3度、助演男優賞を1度受賞している。