Netflixライブ中継、今度は高層ビル登頂 「フリーソロ」で台北101制覇
2026年1月26日 22:00
Netflixで配信中 © 2026 Netflix, Inc.Netflixがライブイベント戦略を加速させている。昨年11月のボクシング対決「ジェイク・ポール vs マイク・タイソン」では6500万世帯が視聴し、「史上最もストリーミングされたスポーツイベント」を記録。今年1月からはプロレス団体WWEの看板番組「Raw」の独占配信も開始した。そして今度は、ビル登頂の生中継だ。
アカデミー賞受賞ドキュメンタリー「フリーソロ」で知られるプロクライマーのアレックス・オノルドが、台湾の超高層ビル・台北101(高さ508m、世界11位)を命綱なしで登り切る様子がNetflixで生中継された。オノルドは1時間35分で頂上に到達し、都市構造物としては史上最高高度のフリーソロ記録を樹立。頂上で「Sick!(最高!)」と叫び、セルフィーを撮影した。
特番「スカイスクレイパー LIVE アレックス・オノルドが挑む台北101」には、地上で見守る数千人の観客や、ビル内部の展望台から手を振る人々の姿も映し出された。特にビルの角にあるドラゴン像を乗り越える場面では、観客から大きなどよめきが起きた。オノルドは米バラエティのインタビューで「クライマーは普段、観客の歓声なんて経験しない。スーパーボウルの選手ってこんな気分なんだなと思った」と語っている。
当初は前日に予定されていた中継だが、雨天のため1日延期となった。オノルドによれば、事前にロープをつけて雨中での登頂を試したところ「不可能に近かった。金属とガラスが滑りすぎる」ことが判明していたという。ライブ中継ならではのリスク管理が功を奏した形だ。
オノルドはライブ中継について「ドキュメンタリーより楽だ。普通は登った後、別アングルの撮影で何日もかかる。ライブなら登って終わり」と笑った。妻のサンニ・マッカンドレスも現地で見守り、ゴール後に2人は長い抱擁を交わした。
「スカイスクレイパー LIVE アレックス・オノルドが挑む台北101」は世界各国のNetflixで視聴できる。Netflixは今後もライブイベントを拡大していく方針で、ストリーミング業界における差別化戦略として注目を集めそうだ。
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