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今は見られないツインタワーも ダーレン・アロノフスキー&オースティン・バトラーが「コート・スティーリング」の手に汗握る逃走シーンを実況解説

2026年1月6日 17:00

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「コート・スティーリング」(1月9日から全国公開)
「コート・スティーリング」(1月9日から全国公開)

ダーレン・アロノフスキー監督の最新作となるアクション・クライム映画「コート・スティーリング」で、オースティン・バトラー演じる主人公のハンクがマフィアから命からがら逃走するシーンを捉えた本編映像を、監督とバトラーが解説する実況動画(https://youtu.be/dYoor7uCWUQ)が披露された。

本作の舞台は、1998年のニューヨーク。かつてはメジャーリーグのドラフト候補になるほど将来有望だったものの、運命のいたずらで夢破れた若者ハンク(オースティン・バトラー)は、現在はバーテンダーとして働きながら、恋人のイヴォンヌ(ゾーイ・クラビッツ)と平和に暮らしていた。だがある日、変わり者の隣人・ラスから、バドという名のネコの世話を突然頼まれたのを引き金に、悪夢の日々が始まる――。親切心から引き受けたのもつかの間、街中のマフィアたちが代わる代わる彼の家へ殴り込んでは暴力に任せて脅迫してきたのだ。

やがてハンクは、自分が裏社会の大金絡みの事件に巻き込まれてしまったことを知るが、時すでに遅し、警察に助けを求めながら戦々恐々と逃げ続けていたある日、ついに大きな悲劇が起きてしまう。理不尽な人生に堪忍袋の緒がブチギレたハンクは、一念発起して自分を巻き込んだ隣人やマフィアたちにリベンジすることを決意する。
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今回披露された動画は、2人が特にお気に入りだというシーンの撮影の裏を解説するもの。最初に紹介されるのは、ハンクがユダヤ人マフィアのリーパ(リーブ・シュレイバー)に追跡されるシーン。全力でチャイナタウンを疾走するハンクとの衝突をギリギリで避けた自転車が追ってきた追ってきていたリーパと衝突。自転車を避けたハンクも横転するが、リーパが自転車の運転手と口論になり、相手に一撃喰らわすのを見たハンクがすぐさま逃げ出す場面だ。

同シーンは、アクションを知り尽くした俳優ならではの細かい技術が詰め込まれており、アロノフスキー監督はハンクが倒れ込む場面について「腕から倒れるのは実はすごく難しい」とバトラーのアクションを絶賛。バトラーは次の場面でシュレイバーが繰り出す一撃を「喉元を突くのはリーブのアイデアだ」と語り、監督が「リーブはスタントを知り尽くしているから。スタントマンを唸らせるアイデアをたくさん持ってる」と応じると、バトラーは「悪党役の経験値が桁違いだもんね」とユーモラスに切り返している。

続いてアロノフスキー監督がお気に入りのシーンを紹介。「イースト・ブロードウェイ(チャイナタウンに位置する通り)を駆け抜けると後ろに世界貿易センターのツインタワーが見えてくる。ニューヨーカーとしても、映画人としても興奮したね。当時は街のどこにいてもツインタワーが見えたんだ。ツインタワーを見れば、自分の居場所がわかった」と、2001年9月11日に発生したアメリカ同時多発テロ事件で崩壊してしまったツインタワーを回想した。

バトラーは撮影を振り返り「実際に車が行き交う中で撮影した。後ろからは(ユダヤ人マフィア・シュムリーを演じた)ビンセント・ドノフリオのバンに追われて、横にはカメラが載った車がいた。スピードの調整が大変だった」と苦労を語る。シュムリーから逃げハンクはチャイナタウンの商店の中を疾走。監督は「営業中の店内で撮影した」と衝撃の発言。続けて「通路を前のめりに走るドノフリオを広角レンズで歪ませて撮ってる」と撮影のテクニックを明かした。

さらにハンクが商店のフリーザーボックスの上をスライディングしながら逃げるシーンでは、「ここもCGなしのスタントだ」と監督が語り、バトラーは「海藻をぶちまけた」と苦笑い。最後は、見事なスライディングで追っ手を振り切るシーンとなっている。俳優の身体能力、アイデア、撮影技術が一体となって完成した手に汗握る逃走シーンだ。

コート・スティーリング」は1月9日から全国公開。

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