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「ウィキッド」アリアナ・グランデ&ジョナサン・ベイリー、ミュージカル舞台で再共演か

2025年12月30日 15:30

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2027年夏公演に向けて調整中
2027年夏公演に向けて調整中
Photo by Arturo Holmes/WireImage/Getty Images Photo by Kristina Bumphrey/Variety via Getty Images

ミュージカル映画「ウィキッド ふたりの魔女」で共演したアリアナ・グランデジョナサン・ベイリーが、スティーブン・ソンドハイムジェームズ・ラパインによるピューリッツァー賞受賞ミュージカル「サンデー・イン・ザ・パーク・ウィズ・ジョージ(原題)」のリバイバル公演で再共演する可能性があることが分かった。米Deadlineが報じた。

リバイバル公演は、2027年にロンドンのバービカン劇場での上演を計画中。演出は、トニー賞およびオリビエ賞を複数回受賞しているマリアンヌ・エリオットが務める。

現時点では、27年夏の開幕まで18カ月以上あり、さまざまな要素が絡む非常に繊細な段階にある。そのため、すべての条件が正式に固まるまでは公式発表は行われない見通しだ。しかしながら、関係者によれば、関与する全員が「慎重ながらも楽観的」に、2027年にグランデとベイリーを迎えて上演できると見ているという。

本作は、ジョルジュ・スーラが1884年から1886年にかけて点描技法で描いた絵画「グランド・ジャット島の日曜日の午後」に着想を得た作品。ラパインとソンドハイムは、この巨大な絵画がどのように描かれたのかを想像する形で、主人公のジョージ、才気あふれる恋人でありミューズでもあるドット、その娘マリーらの人生を描き出す。

初期の読み合わせでは、グランデとベイリーの双方がそれぞれの役で非常に優れた出来を見せていると伝えられている。グランデ自身も舞台復帰への意欲を示唆しているようだ。

実現すれば、ベイリーにとっては演出家のエリオットとの再タッグにもなる。彼女が演出し、エリオット&ハーパー・プロダクションズとして制作された「カンパニー」は、2018年にロンドンのギールグッド劇場で上演され、ベイリーのキャリアを大きく押し上げた。22年にはマイク・バートレット作の舞台「コック」でも再びタッグを組んでいる。

すべての条件が整えば、エリオット演出による「サンデー・イン・ザ・パーク・ウィズ・ジョージ(原題)」は、バービカン劇場の夏のミュージカル枠で上演される予定だ。ロンドンでは現在も「イントゥ・ザ・ウッズ」が上演中で、2030年に迎えるソンドハイム生誕100周年に向け、今後も彼の作品を称える一流のプロダクションが続くと期待されている。

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