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ライアン・ジョンソン監督、「ナイブズ・アウト」第4作に意欲

2025年12月16日 08:00

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画像1Photo by Frazer Harrison/Getty Images

ダニエル・クレイグ主演のミステリーシリーズ第3作「ナイブズ・アウト ウェイク・アップ・デッドマン」がNetflixで配信開始されたばかりだが、ライアン・ジョンソン監督はすでに第4作について構想を持っていることを明かした。

米エンターテインメント・ウィークリーとのインタビューで、ジョンソン監督は「基本的で、要素的で、概念的なアイデアはいくつか持っています。『こういう感じのものなら面白いだろう』という種のようなものですね」と語った。

ただし、まだ具体的なプランがあるわけではない。「実際に具体的なアイデアはありません。テーマもない。ロケーションもない。本当にかなり漠然としているんです。実際に座って脚本を書き始めるまでは、漠然としたままでいいと思っています」

ジョンソンは次の「ナイブズ・アウト」に取りかかる前に、最低1本はオリジナル作品を監督したい意向だ。その理由について、シリーズ作品が持つべき性質を説明した。

「私にとって、これらの映画を作ることの一部は、現在の瞬間に対する反応なんです。必ずしも時事問題や政治、文化に具体的に言及するわけではありませんが、その時に世界で私たち全員が感じていることに対する反応です」と監督は述べた。「これらの映画がタイムレスではなく、私たち全員の現在の瞬間に共通する何かに片足を置いていることが好きなんです。だから、わかりません。漠然とした概念は持っていますが、実際にやる時が来るまでは漠然としたままにしておこうと思っています」

「ナイブズ・アウト」シリーズは、2019年にライオンズゲート配給で第1作「ナイブズ・アウト 名探偵と刃の館の秘密」が劇場公開されてスタート。その後、Netflixが続編2作の権利を取得し、2022年に第2作「ナイブズ・アウト グラス・オニオン」を配信した。第3作「ウェイク・アップ・デッドマン」は9月のトロント国際映画祭でワールドプレミアを迎え、11月26日にアメリカの一部の劇場で公開された後、12月12日からNetflixで配信されている。

風変わりな南部訛りの名探偵ブノワ・ブランを演じるクレイグと、時代を反映した緻密なミステリーを紡ぐジョンソンのコンビによる第4作は、適切なタイミングを待って制作されることになりそうだ。

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