はるな愛の実話を描いたNetflix映画「This is I」26年2月10日配信決定！　予告編が完成

本作は、「聖子ちゃんのようなアイドルになりたい」という夢を持った少年・大西賢示が、「はるな愛」としてエアあややの口パクモノマネで一世を風靡するまでに経験した苦悩と、その長い道のりに寄り添った医師・和田耕治との信頼と絆を映し出す。メガホンをとるのは、「ぜんぶ、ボクのせい」（22）、「Winny」（23）の新鋭・松本優作。

「アイドルになりたい」と夢を抱きながらも、自分らしさと周囲の視線に苦しんでいた大西賢示の運命を変えたのは、ひとりの医師との出会いだった。過去に患者を救えなかったことで苦悩を抱える医師・和田は、賢示との出会いをきっかけに、それまで知らなかった性別違和を持つ人々の苦悩に初めて向き合う。そして賢示は、和田が初めて執刀する性別適合手術の患者となる。

主演を務めるのは、トランスジェンダーの当事者を含む幅広い応募者が集まったオーディションで選ばれた18歳の新星、望月春希。主人公に大きな転機をもたらす実在の医師・和田耕治役には、幅広いジャンルで確かな存在感を放つ実力派俳優・斎藤工が扮する。

予告映像は、中学生のケンジが「私、アイドルになりたいんです」と必死な表情で訴えかけるシーンから始まる。アイドルになる夢を抱きながら、“自分らしさ”に悩み、周囲の環境に苦しんでいたケンジの運命を大きな変えることになったのは、ある2つの出会いだった。恐る恐る足を踏み入れたショーパブで出会ったのは、自分を受け入れてくれる世界と“アイ”という新しい名前。ユーモアと優しさに溢れたダンサーたちが、アイ〈ケンジ〉を温かく明るく迎え入れてくれた。

もうひとつが、過去に患者を救えなかったことで苦悩を抱える医師・和田（斎藤工）との出会いだった。アイは和田に自身の悩みを打ち明けることで、自分自身の心と向き合い、性別移行へと心を固めていく。そして和田自身も、アイへの性別適合手術を執刀することで「本当の医療とは何か」を考え、過去に患者を救えなかったことへの悩みへと向き合っていく。「アイドルになりたい」という夢を抱くアイと和田医師。時に明るく時に壮絶な道のりを必死に進んでいく二人を、80～2000年代の名曲たちが後押しする。

キーアートは、鮮やかなドレスに身を包んだアイが中央に立っているが、その手にはまだ少年だった頃のケンジの写真も携えており、アイドルになるべく前に進む揺るぎない決意を感じさせる。アイの隣には、本人にそっくりと評判の斎藤工が演じる和田医師の姿が。冷静ながらも患者の人生に深く向き合う医師としての強い覚悟と優しさが滲み出ている。2人の物語がどのように進むのか、気になる仕上がりとなっている。

新たに発表された個性豊かなキャストは、アイの母親・初恵役に木村多江、父親の和孝役を千原せいじ、アイが働くショーパブのママ・アキ役には中村中、ショーパブの男性ダンサーで、アイと恋に落ちるタクヤ役に吉村界人が扮し、和田の働くクリニックの看護師・裕子をMEGUMI、そして和田の医療行為に目を光らせる刑事・鶴久を中村獅童が担う。

「This is I」は、2026年2月10日からNetflixで世界独占配信。