浜辺美波、目黒蓮の多忙ぶりに驚き「想像の50倍忙しい」【「ほどなく、お別れです」完成報告会】
2025年11月20日 13:05

映画「ほどなく、お別れです」の完成報告会が11月20日、都内で行われ、主演を務める浜辺美波と目黒蓮が出席した。原作は「小学館文庫小説賞」大賞を受賞した長月天音の同名ベストセラー小説。葬儀会社に就職したヒロインが、指南役の葬祭プランナーとともに、“最高の葬儀”を目指す姿を描く。
浜辺が演じるのは、就職活動に苦戦しながら、「亡くなった人の声を聞くことができる」という秘密を抱え、葬儀社のインターンとなった主人公・清水美空。「脚本が素晴らしくて、泣いてしまったのを覚えている」と作品の出合いを振り返る。

続けて「自分にしか見えない故人様の表情、聞こえない声を通して、最後に残した感謝や後悔と対峙できるのは、どんな感情になるのか想像できないな、でも、想像したいなと。それをご遺族の皆さんに伝える役割には、ありがたみも感じた」と役柄について語った。
目黒は、美空をスカウトし厳しく指導する葬祭プランナー・漆原礼二役を務めた。葬祭プランナーとは、遺族の希望に沿って故人に合った葬儀を提案し、全ての手配と進行を執り行う仕事だ。

納棺師としての所作も習得する必要があり「皆さんの練習動画を用意いただき、ひたすら見続け、練習しましたね。美しくなくてはいけないし、間違ってはいけない。ですが、振り付けではないので、しっかり故人様、ご遺族様への漆原なりの思いを大事にした」と役作りを振り返った。
劇中では、美空が、誰よりも真摯に故人と遺族に寄り添う漆原の姿勢に憧れを抱き、自身も葬祭プランナーを志すことを決心する関係性。目黒は「仕事する姿勢を、背中で見せる関係性は現場でも意識しました。浜辺さんは、僕が現場で練習しているときも、正座して付き合ってくださった。本当はそこにいらっしゃらなくても良いのに」と感謝の言葉。浜辺は「座っていただけです」と謙遜した。

そして、浜辺は「納棺師の動きは複雑で、想像以上に力が必要。目黒さんでさえ苦戦する、とんでもない作業」だと感嘆し、「目黒さんは私が思っていた想像の50倍忙しい。現場が終わっても、深夜に(ダンスの)振り入れがあったり、すぐ海外に行っちゃうし。ヨーロッパから帰ってくる日も、何日かありましたよね」とその多忙ぶりに驚きの声をあげていた。
完成報告会には、葬儀会社の同僚・赤坂陽子役の森田望智、美空の家族を演じる鈴木浩介、永作博美、夏木マリ、三木孝浩監督(「アオハライド」「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」)が出席した。
「ほどなく、お別れです」は、2026年2月6日から全国公開。手嶌葵が担当する主題歌「アメイジング・グレイス」が流れる90秒の最新予告映像(https://youtu.be/N8WoJrqZfto)が公開されている。
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