「フェイス/オフ」ジョン・ウー監督&ニコラス・ケイジ、新作で再タッグ NY裏社会で暗躍したマフィアのガンビーノ描く
2025年11月14日 22:00
Photo by Amy Sussman/Getty Images Photo by Amy Sussman/GA/The Hollywood Reporter via Getty Images1997年の大ヒットアクション映画「フェイス/オフ」のジョン・ウー監督と主演のニコラス・ケイジが、新作「ガンビーノ(原題)」で再タッグを組むことがわかった。
米Deadlineによれば、新作はイタリア系マフィア「ガンビーノファミリー」のボス、カルロ・ガンビーノを描く伝記映画だという。ニューヨークの裏社会で50年以上暗躍したガンビーノ(ケイジ)が1976年に死去した後、ピュリッツァー賞受賞ジャーナリストのジミー・ブレスリンはその足跡をたどり、ガンビーノを愛した者、恐れた者たちの声を通して、冷静沈着な表情の裏にあったガンビーノの残酷さを暴きながら、シチリア出身の移民だった彼がいかにして権力や忠誠、アメリカンドリームの意味を再定義する存在へと成り上がったのかを描く。
新作「ガンビーノ(原題)」は、ジョージ・ギャロ(「バッドボーイズ」シリーズ)とオスカー脚本家のニック・バレロンガ(「グリーンブック」)が共同で脚本を執筆。カシアン・エルウィズ(「マッドバウンド 哀しき友情」)、ケイジ、ギャロ、バレロンガがプロデュースする。
ちなみに、ウー監督作「フェイス/オフ」でケイジと共演したジョン・トラボルタは、2018年の伝記映画「ギャング・イン・ニューヨーク」(ケビン・コナリー監督)でカルロ・ガンビーノの後継ポール・カステラーノを暗殺しボスの座についたジョン・ゴッティを演じた。なお、ウー監督とケイジは2002年の戦争映画「ウインドトーカーズ」でも組んでおり、新作は23年ぶりのタッグとなる。