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第19回田辺・弁慶映画祭グランプリは山田純監督「竜宮の誘い」、村田夕奈監督「おとなになりたくなれますように」は映画.com賞獲得

2025年11月11日 00:00

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表彰式後の記念撮影
表彰式後の記念撮影
(C)田辺・弁慶映画祭

第19回田辺・弁慶映画祭が11月7日から9日まで和歌山県田辺市の紀南文化会館で開催され、最終日にコンペティション部門の各賞が発表された。

今年は182本の応募があり、厳選された入選8作品の中から山田純監督「竜宮の誘い」が弁慶グランプリを獲得。村田夕奈監督「おとなになりたくなれますように」が映画.com賞、藤本匠監督「夜中のポップコーン」がキネマイスター賞、坂本憲翔監督「イマジナリーライン」が観客賞、そして西山将貴監督「インビジブルハーフ」が俳優賞(シエラ璃砂、奥野みゆ)、フィルミネーション賞、わいず倶楽部賞の3冠を受賞した。

「竜宮の誘い」
「竜宮の誘い」

山田監督の「竜宮の誘い」は、“食人願望”を抱く若者が勤務先のキャバクラで偶然拾ったスマホをきっかけに、裏社会の闇仕事に巻き込まれていくダークサスペンス。出演は戸張瞬、美南宏樹伊藤広大、楠本奈々瀬、唯木美里、関淳平ら。18歳未満の鑑賞を制限したきわどいシーンのある作品だが、「犯罪心理に興味があった」という山田監督の振り切った演出と映画的な表現で観客、審査員を魅了した。

「おとなになりたくなれますように」の大熊花名実
「おとなになりたくなれますように」の大熊花名実

映画.com賞を受賞した村田監督の「おとなになりたくなれますように」は、忘れるために残された、六つの記憶の断片からなる作品。出演は大熊花名実、光蔦なづな、園凛、端栞里、小春、千田つむぎ、清水元太。夢かもしれない、想像かもしれない、時間が経って色あせて、それでも記憶として残るものを村田監督が独特の世界観と表現力で映像化に挑んだ青春映画だ。

受賞の喜びを述べる村田夕奈監督
受賞の喜びを述べる村田夕奈監督

今年は、「バーバー吉野」や「かもめ食堂」などの作品で日本映画の新しいジャンルを築き、堂本剛主演「まる」が昨年公開された荻上直子監督を特別審査員に迎えたのに加え、初長編監督作品「blank13」が特別上映された齊藤工が特別ゲストとして開会式と上映後の舞台挨拶に登壇するなど、熱い盛り上がりをみせた。

なお、受賞作品(わいず倶楽部賞を除く)は副賞としてテアトル新宿、シネ・リーブル梅田の2劇場にて2026年開催の「田辺・弁慶映画祭セレクション」で上映される。

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