映画.comでできることを探す
作品を探す
映画館・スケジュールを探す
最新のニュースを見る
ランキングを見る
映画の知識を深める
映画レビューを見る
プレゼントに応募する
最新のアニメ情報をチェック

フォローして最新情報を受け取ろう

検索

福士蒼汰×福原遥「楓」劇中歌第1弾カバーアーティストは十明! 行定勲監督が“透明感あふれる歌声”を絶賛

2025年10月30日 12:00

リンクをコピーしました。
十明
十明
(C)2025 映画『楓』製作委員会

福士蒼汰福原遥が主演する「」(12月19日公開)劇中歌カバーアーティストの第1弾が発表され、同作にシンガーソングライターの十明(とあか)が参加していることがわかった。あわせて、フィーチャレット映像(https://www.youtube.com/watch?v=88mIPyBDX7Q)&スペシャルコメントが披露された。

スピッツの名曲「」を原案に、双子の弟・恵を失くした涼(福士)と、亡くなった恵の恋人・亜子(福原)が辿る切なすぎる運命の恋を描き出す本作。行定勲監督(「世界の中心で、愛をさけぶ」)がメガホンをとり、髙橋泉(「ソラニン」)が脚本を手がける。藤井風らさまざまなアーティストの作曲、編曲、プロデュースを務めるYaffleが音楽を担う。

主題歌としてスピッツの「」が本編に流れることは決定していたが、さらに劇中をさまざまな「」が彩るアイディアが、行定監督によって取り入れられたことが明らかに。いくつかの物語の重要なシーンで「」が流れることにより、歌詞とメロディー、そしてシーンが絶妙にリンクし、観客の記憶の奥底にある感情に語りかける、楽曲原案の本作ならではの表現となっている。そんな劇中歌としての「」の一つを十明が歌うことになった。

十明はTikTokに投稿した弾き語り動画をきっかけに、「RADWIMPS」の野田洋次郎に見出され、彼らが音楽を手がけた映画「すずめの戸締まり」の主題歌「すずめ feat.十明」のボーカリストとして参加し、大きな注目を集めた。その後も、映画「違国日記」のインスパイアソング「夜明けのあなたへ」や、1フジテレビ系月9ドラマ「絶対零度 情報犯罪緊急捜査」の主題歌に書き下ろしの新曲「GRAY」が決定するなど、話題作とのタイアップが続いている。

フィーチャレット映像では、十明が「」を透明感あふれる歌声で披露している。本映像は、十明によるカバー楽曲を、の花言葉でもある“美しい変化”をヒントに、「」という楽曲、そして物語と出会うことで起こる心の変化=“化学反応”というコンセプトのもと構成されている。

映像の冒頭では、「純粋にうれしかったし、すっごくビックリしました!」と、今回のオファーを受けた際の心境を振り返る十明。「いつもそばにいる感じがする楽曲をたくさんスピッツさんが作ってらっしゃって、自分の年齢や経験に合わせて重ねる部分が変わってくるのが素敵だなって思います」と、「」という楽曲への深い想いを語りながら、行定監督と真剣な表情で打合せをしたり、レコーディングに臨む様子など、前半は等身大な十明の姿が映し出されている。

後半では、まっすぐな表情で十明が歌う透明感に満ちた「」のメロディーに呼応するように、劇中の切なさが滲む印象的なシーンが次々と重なる。特に、今回映像内でフォーカスされるのは、福原遥演じる亡くなった恵の恋人・亜子の様々な表情だ。揺れ動く感情が観るものに伝わり、物語の後半で明かされる、誰にも打ち明けられない亜子の“秘密”に迫る内容となっている。

また、行定勲監督、そして本作の音楽プロデューサーを務めたYaffleも、十明の歌う「」に対してコメントを寄せている。コメントは以下の通り。

十明
」という作品は、かつての大切な人たちと過ごした時間を思い出させてくれました。
もう二度と訪れないと分かっているはずなのに、目の前の現実と重ねてしまう。
心の奥にしまったはずの幸せな思い出が溢れて出てしまう。
胸が苦しくいっぱいになるけれど、悲しみも切なさも、愛おしさも全て抱きしめて、今を生きていこうと思うことができる素敵な作品でした。
この映画がたくさんの人の心と重なり合いますように。
十明(左)、行定勲監督(右)
十明(左)、行定勲監督(右)
(C)2025 映画『楓』製作委員会
行定勲(監督)】
この『』を撮るにあたり、映画の最後で流れるスピッツのフルコーラスへと繋がっていくように、劇中で「」の楽曲をリフレインさせてはどうだろうかと提案しました。
それにおいては今回のカバーアーティストによる声も欠かせない存在でした。
映画の中では、運命的な楽曲「」が流れるたびに、登場人物たちが心の奥に隠し持っていた記憶が呼び覚まされます。
その中盤のクライマックスシーンの導入にふさわしい声として、十明さんに「」を歌っていただきました。十明さんの透明感のある声には、語りかけるように聴く人をいざなう力があります。
スピッツの歌、特に『』には“生と死の境界線” にあるような感覚が宿っていると感じています。本作で描いているのは現世を生きている人たちの姿ですが、どこか魂の目線から見つめているようでもあり、生と死、現と彼方が表裏一体になっています。
十明さんがまっすぐに「」を歌う姿は、まるでその境界に立って歌っているかのようで、作品の世界観に深く寄り添ってくれたと感じています。
十明(右)、Yaffle(左)
十明(右)、Yaffle(左)
(C)2025 映画『楓』製作委員会
Yaffle(音楽)】
この楽曲の構造的な強度がまた違った角度で伝わるように簡素で冗長性が高いものになるように意識しました。十明さんの陰を帯びた清廉な歌声が慈愛のように曲全体を優しく包んでくれています。レコーディング中もどんどん感覚を掴んでいったようでとても素晴らしかったです。

福士蒼汰 の関連作を観る


Amazonで関連商品を見る

関連ニュース

映画.com注目特集をチェック

関連コンテンツをチェック

おすすめ情報

映画ニュースアクセスランキング