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北川景子、「ライブで熱唱」することに憧れがあった Snow Man佐久間大介、SUPER BEAVER渋谷龍太が歌唱シーンを絶賛

2025年10月29日 16:00

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北川景子、森田望智、Snow Man佐久間大介らが出席
北川景子、森田望智、Snow Man佐久間大介らが出席
©2025「ナイトフラワー」製作委員会

北川景子が主演する内田英治監督最新作「ナイトフラワー」の完成披露試写会が、10月28日に東京・丸の内ピカデリーで開催され、北川、森田望智佐久間大介(「Snow Man」)、渋谷龍太(「SUPER BEAVER」)、田中麗奈光石研、内田監督が登壇した。

本作は、「ミッドナイトスワン」の内田監督が原案・脚本も兼ねたヒューマン・サスペンス。借金取りに追われながら東京へ逃げてきた母親が、2人の子どもの夢を叶えるためにドラッグの売人になることを決意し、危険な世界へと足を踏み入れていく姿を描く。

画像2©2025「ナイトフラワー」製作委員会

主人公・夏希を演じた北川は、「撮影から1年弱時間が経ち、みなさんと一緒に頑張った作品をお客様に御披露目できるということで楽しみ半分、緊張半分の気持ちで今日は来ました」と挨拶。そして、「夏希は1人で2人の子を育てる母親。子供が餃子を食べたいと言ったら何としてでも手に入れようとしたり、バイオリンを習いたいと言えば何とか習わせようとする。とても一生懸命で愛に溢れる良いお母さんです。私も子供が2人おりますので、とても共感できました」と役への思いを語った。北川は劇中で大阪弁も披露しており、「観客の皆さん的には関西弁の“べらしゃべり”は初めて聞くと思うので新鮮かもしれません」と笑顔を見せた。

画像3©2025「ナイトフラワー」製作委員会

夏希のボディーガードとなる多摩恵役の森田は、役作りの一環で7キロも増量したという。北川が「体の大きさが今と違う」と驚くと、森田は「当時は首がなかったです。撮影中もお肉とお米ばかりを食べていて、痩せないように寝る前にステーキを焼いて食べたりして」と明かした。多摩恵が所属するジムの会長・多田真司役の光石も、「前にお会いした時と体形が違うのでご挨拶を頂いた時に『え?誰ですか?』という感じでした」と目を丸くしていた。

画像4©2025「ナイトフラワー」製作委員会

多摩恵に密かに想いを寄せる幼なじみの海役を演じた佐久間は、撮影中、内田監督が着用していたジャージを「欲しいです!ください!」と褒めたところ、翌日、新品をプレゼントしてもらったエピソードを披露し、「ちょうどクリスマス時期だったので、僕にとって内田監督はサンタクロースだと思っています」とジョークで会場を和ませた。さらに、「前回出演した内田監督作(「マッチング」)のキャラとは違って、今回はより自然なセリフを研究して演じたので、それを見ていただけるのが楽しみ」と自信をのぞかせた。

画像5©2025「ナイトフラワー」製作委員会

ドラッグの元締め・サトウ役の渋谷は、今作が演技初挑戦。「撮影が終わるまで『本当に俺が出て良いのか?』とずっと思っていました。バンドを20年やっていて、色んなことを知った気になっていたけれど、今回の挑戦は本当に知らない現場で独特な緊張感と空気が流れる中、自分が芝居している事がフワッとしていて」と、緊張していたことを告白。共演した北川、佐久間、森田には最敬礼で、「緊張して5時間くらい同じ場所に座っているような僕を解きほぐして、場の空気に馴染ませてくださったのが印象的。お芝居が楽しいなと思えました」と感謝しきりだったが、佐久間は「圧倒的な迫力」と渋谷を賞嘆した。

画像6©2025「ナイトフラワー」製作委員会

大学生の娘の素行に悩む総合病院の院長夫人・星崎みゆき役で参加した田中は、「とにかく皆さんが素晴らしくて圧倒されて、スクリーンから目が離せないと思います」と太鼓判を押し、北川演じる夏希に感情移入して号泣したことを告白した。

佐久間が「景子さんは切り替えが凄い」と現場での様子を明かすと、森田も「泣く直前までケラケラと喋っていてスタートした瞬間、ウワーと泣かれてカットがかかってまたケラケラとなるタイプ。それが何回も出来るから……本当に怖いなと思った」と証言。光石が「女優は怖い」とポツリと呟くと、場内は爆笑となった。

画像7©2025「ナイトフラワー」製作委員会
画像8©2025「ナイトフラワー」製作委員会

ミッドナイトスワン」で第44回日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞した内田監督は、「僕は昼に生きる人々よりも、夜に生きる人々に興味を示してしまう。僕のイメージ的には『ミッドナイトスワン』の凪沙(草彅剛)と夏希は、同じ東京の同じ深夜の時間帯に生きている陽の当たらないキャラクターとして描きました」と解説。

画像9©2025「ナイトフラワー」製作委員会

主人公・夏希は“昼は母親、夜はドラッグの売人”という、2つの顔を持つ女性。「自分が“もう一つの顔”を持てるとしたら、どんな顔?」というに質問に、内田監督は「非常な顔」、渋谷は「噺家」、佐久間は「内田監督」を挙げる一方で、北川は「ライブで熱唱」、森田は「歌手」、光石は「ミュージシャン」と歌で自己表現する“もう一つの顔”に憧れている事が判明。

画像10©2025「ナイトフラワー」製作委員会

「私は歌がとても苦手で人前で歌うとかもやったことがない。カラオケに行ってもタンバリン担当。お客様の前で歌えて自分を表現出来たら気持ちが良いだろうなあと思って」と話す北川だが、劇中では歌唱シーンにも挑んでいる。渋谷と佐久間から「物凄い! 本当に凄い」「パワーが違う!」と絶賛されるも、「あれは技術とかではないから。魂でやっています」と照れながら恐縮していた。

最後に北川は、「この映画には親子、家族、友情、色々な愛の形が描かれています。人は一人だけでは出来ない事も誰かを愛したり愛されたりすることで普段湧いてこないような力が湧いてきたりして、できない事が成し遂げられると思いました。愛の力が人間を突き動かしてその先には自分でも思ってもいなかった未来が見えてくる。そんな作品だと思います。この作品を観た後に誰かをギュッと抱きしめたくなったり、自分の大切な人を改めて思い返したり、そんなきっかけになってくれる作品になるのではなないかと思います」と呼び掛けた。

映画「ナイトフラワー」は11月28日全国公開。

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