本作をきっかけに結婚! 「トワウォ」のテレンス・ラウとセシリア・チョイ主演のラブストーリー「幻愛 夢の向こうに」2月20日公開
2025年10月23日 15:00

「トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦」のテレンス・ラウと、同作にも出演したセシリア・チヤウが主演を務めたラブストーリー「幻愛」が、「幻愛 夢の向こうに」の邦題で、2026年2月20日に公開することが決定。あわせて、日本版Web限定のティザーポスターと場面写真が披露された。
本作の主人公は、小学校教師のレイ・ジーロック。統合失調症を患いながらも何とか日常を送っていたロックは、ある出来事をきっかけに出会った女性ヤンヤンに一目惚れし、仲を深めていくが、自らが抱える病について打ち明けられないでいた。その間に症状は悪化し、やがてヤンヤンがロックの幻覚だった事が明らかになる。愕然とするロックだったが、治療のために受けていたセラピーの場に、ヤンヤンによく似た女性イップ・ラムが現れる。彼女は心理学を専攻する大学院生で、ロックに論文執筆に協力して欲しいと頼むのだが―。

主人公ロックを演じたのは、「トワイライト・ウォリアーズ」の信一役で人気を博し、「スタントマン 武替道」、「鯨が消えた入り江」も話題になったテレンス・ラウ。本作が映画初出演作だったが、幻覚や妄想を見てしまう統合失調症に苦しみながら、それでも愛を求めようとする青年ロックを迫真の演技で魅せ、香港の映画評論家が主催する第26回香港電影評論學會大奨で最優秀男優賞を受賞した。
ロックが恋に落ちるヤンヤン/イップ・ラム役は、「返校 言葉が消えた日」で知られ、ラウとは「トワイライト・ウォリアーズ」「スタントマン 武替道」でも共演したセシリア・チョイ。現実と幻の世界に生きる複雑な一人二役を見事に演じ、ラウと同じく、香港電影評論學會大奨で最優秀女優賞に輝いた。

監督は、「十年(原題)」で香港電影金像奨最優秀作品賞を受賞したキウィ・チョウ。本作が3作目ながら第39回香港電影金像奨で6部門ノミネート(監督・脚本・撮影・音響・女優・新人賞)を果たし、コロナ禍の中、2020年の香港興行収入第2位を記録している。
なお、ラウとチョンは本作がきっかけで恋人となり、先日結婚を発表。2人とオーディションから撮影まで長い時間を共有したチョウ監督は、海外メディアから2人について聞かれ「結婚について以前より知っていて、見守っていた」と語り、「クランクアップの日には空に虹が出ていた。テレンスとセシリア含む撮影チームと共にそれを見たが、結婚を聞いてそれが何を意味するのか分かった」と喜びのコメントを寄せた。
日本版Web限定のティザーポスターは、無数の光の中で主演の2人が見つめ合う姿を切り取っている。これらの光は、劇中で印象的に登場する香港の夜の街中で発光する、路面電車やバス、ビル群の光が用いられており、幻想的なビジュアルに仕上がっている。
「幻愛 夢の向こうに」は、2月20日からシネマート新宿、グランドシネマサンシャイン池袋、アップリンク吉祥寺、Strangerほか全国ロードショー。
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