「死霊館 最後の儀式」ジェームズ・ワン、Jホラーへの敬意を語る ハロウィンに“悪魔オールナイト”も開催決定
2025年10月20日 21:00

「死霊館」ユニバースの9作目にしてフィナーレを飾る完結編「死霊館 最後の儀式」(公開中)から、ユニバースの生みの親であり、最終章ではプロデューサーとして名を連ねるジェームズ・ワン(「アクアマン」「ワイルド・スピード SKY MISSION」)のインタビュー映像が披露された。日本のファンに向けてメッセージを送っている。
本作は、実在した心霊研究家エド&ロレイン・ウォーレンの夫妻にとって最後の調査となった1986年ペンシルベニアでの事件を描く。10月17日からシリーズ最大規模の全国215の劇場、377スクリーンで公開され、週末3日間で観客動員数約5.6万人、興行収入は9130 万円を超えた。SNS上では、「シリーズ最恐!何回かビクついたし声出ちゃったよ…アナベルはスペシャルゲストスターって感じだったし面白かったー!今年観た映画ベストかも!!」「怖さもストーリーも最高。ホラー映画だというのに述べ3回泣いた」など、熱い感想が上がっている。
インタビュー映像では、J ホラーファンとしても知られるワンが、日本のホラー映画や監督から影響を受けているかという問いに対し、「間違いなく影響を受けています。やはり『リング』からの影響が大きいです」と回答する。初めて「リング」を観た時のことを、「“なんてことだ!” “すごい映画だ!”と喜びました」と興奮気味に振り返り、ジャパニーズホラーブームの原点から受けた衝撃を語った。
さらに、日本のホラー作品について「どこか大人っぽいホラーを、映画で語る際のアプローチが大好きです。『怪談』のような昔の作品でもそうです」と、日本特有の恐怖表現への敬意を示した。
インタビュー映像ではそのほか、近年のホラー映画の変化について、ワンならではの“ホラー哲学”を交えながら語っている。
また、10月10日~11日にかけて実施した「死霊館」シリーズを一挙上映する“悪魔オールナイト”に続き、ハロウィンの当日10月31日に、東京・109シネマズプレミアム新宿にて、“悪魔オールナイト”第二弾「ハロウィンに悪魔オールナイト」が行われることが急遽決定した。
本作に加え、「死霊館のシスター」(2018)、「アナベル 死霊博物館」(2019)、「死霊館のシスター 呪いの秘密」(2023)の計4作を、270度の視界で没入体験できるSCREENX にてリバイバル上映する。、全席即完売で好評を博した第一弾に引き続き、アナベルも来場予定。仮装での参加も可能となっている。チケットは10月24日0時から、109シネマズプレミアム新宿公式ホームページにて販売開始。
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