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西島秀俊主演「ディア・ストレンジャー」上映館数が拡大 本編冒頭10分の映像も公開

2025年9月26日 08:00

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本日より全国で上映館数拡大
本日より全国で上映館数拡大
©Roji Films, TOEI COMPANY, LTD.

西島秀俊が主演し、グイ・ルンメイと夫婦役で初共演した「Dear Stranger ディア・ストレンジャー」(公開中)が、本日9月26日から上映館数が当初の20館より約60館に拡大されることが決定。あわせて、10分の本編冒頭映像が披露された。

日本、台湾、アメリカの合作となる本作は、「宮本から君へ」「ディストラクション・ベイビーズ」で知られる真利子哲也監督がメガホンをとったヒューマンサスペンス。ニューヨークで暮らすアジア人夫婦、賢治(西島)とジェーン(ルンメイ)に突如として起こった“息子の誘拐”という悲劇をきっかけに、崩壊していく夫婦の姿が映し出される。

9月12日より公開され、ミニシアターランキング(興行通信社調べ)では公開初週、第2位にランクイン。SNSでは映画を観た観客から「息子誘拐で噴出する秘密と心の深淵…不穏な映像と音楽、情動揺さぶる傑作!」「これまでの作品とは全く違う、静謐で実験的なテイストに驚かされる。全編NYロケの美しい映像に、物語の空白を埋めるように張り巡らされた心理描写と多層的なメタファー。観客に解釈を委ねるスタイルが、何度も観たくなる中毒性につながっている」などといった感想が上がっている。

冒頭では、西島演じる賢治とルンメイ扮するその妻・ジェーン、4歳になる1人息子・カイの、平凡だがどこにでもいる仲睦まじい家族の姿が見て取れる。出身国が異なる夫婦は、共に母国語ではない英語で会話をし、夫の賢治は大学で、「人々の言語を乱して互いに分かり合えなくなるようにした」という旧約聖書に登場する「バベルの塔」を引き合いに、専門とする「廃墟」の意味合いについての教鞭をとっている。

一方のジェーンは、息子のカイと共に、両親が経営をする雑貨店の店頭に立つのだが、現在NYで頻発している強盗の被害にあってしまう。警察と賢治が店に到着し、幸いケガ人が誰も出なかったことを確認した後、賢治とジェーンは防犯のために銃を保持するべきか話し合う。

自家用車で帰路につく3人。油の滑りが悪いのか、車はキリキリと不快な音を出しながら、夜道を駆け抜けていく。家に着いた3人は、すっかり寝入ってしまったカイを気遣い、育児を分担する夫婦の姿が見て取れる。カイを寝室に連れていくことを賢治に任せたジェーンは1人自室にこもり、人形劇の練習に没頭して……。

多文化、多言語、分かり合うこと、廃墟、銃、音響、人形を使った身体表現――本編が始まってからわずか10分間に出てくるこれらのモチーフは後々、物語が進むにつれ重要な要素として機能していく。

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