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ケイト・ブランシェットが謎めいたスパイ同士の夫婦生活を語る 「ブラックバッグ」インタビュー映像公開

2025年9月18日 15:00

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凄腕諜報員を演じるケイト・ブランシェット
凄腕諜報員を演じるケイト・ブランシェット
© 2025 Focus Features, LLC. All Rights Reserved.

「オーシャンズ」シリーズのスティーブン・ソダーバーグ監督と、「ジュラシック・ワールド 復活の大地」の脚本も務めた人気脚本家のデビッド・コープが3度目のタッグを組んだ「ブラックバッグ」のインタビュー映像が公開された。ケイト・ブランシェットが、脚本の感想や舞台裏について語っている。

本作は、エリート諜報員と二重スパイの巧妙に練られた頭脳戦が展開するミステリーサスペンス。「それでも夜は明ける」「スティーブ・ジョブズ」でアカデミー賞にノミネートされたマイケル・ファスベンダーがポーカーフェイスのエリート諜報員ジョージを演じ、オスカーを2度受賞したブランシェットが魅惑と疑惑に満ちた妻・キャスリン役を務めた。

英国の国家サイバーセキュリティセンター「NCSC」のエリート謀報員ジョージ(ファスベンダー)に課せられた極秘任務「ブラックバッグ」は、国家を揺るがす不正プログラム「セヴェルス」を盗み出した組織内部の裏切者を見つけ出すこと。容疑者は、諜報員のフレディ(バーク)、ジミー(レゲ=ジャン・ペイジ)、情報分析官のクラリサ(マリサ・アベラ)、局内カウンセラーのゾーイ(ナオミ・ハリス)、そしてジョージの愛妻で凄腕諜報員のキャスリン(ブランシェット)の計5名。ミッションのタイムリミットは1週間。妻が国家を裏切った容疑をかけられ、ジョージは結婚生活への忠誠と祖国への忠誠の板挟みになる。

ブランシェットが演じたのは、夫に疑惑をかけられるキャスリン役。ブランシェットはヒットメーカーのコープが手掛けた脚本について、「見事な脚本よ。観客を物語に引き込み、思いがけない展開で予想を裏切るの。想像以上に満足できる結末を用意する。それがデヴィッド・コープよ」と絶賛する。

さらに「キャラクターも面白いし、あんな形で成り立つ夫婦は見たことがない」と語り、謎めいた夫婦像こそ本作の大きな魅力だと強調。共演がファスベンダーだと知った瞬間、「脚本を読みながら、容易に大事な場面を想像できた」と期待を膨らませたという。

自身が演じるキャスリンについては、「ものすごく冷静沈着で、人を見抜く洞察力を持つ女性。容赦がなく、人に頼ることもしない。でも結婚生活だけは神聖で大切なものだった」と語り、その二面性を明かす。「私が脚本で一番気に入ったのは、キャスリンが容疑者であること。謎を秘めていると同時に、もう少しで正体が分かりそうと思わせる存在なの」と解説した。

劇中で描かれるスパイ同士の夫婦関係についても「お互いがお互いの安らぎの場なの。緊張感のある仕事の中で、深い信頼で結ばれている。すべてを話す必要はない。信頼しきっているからこそ、詳細まで知る必要はないの」と明言。スパイであるがゆえに“言わなくていい”秘密が夫婦の絆を逆に強めていることを示唆した。

撮影現場での夫婦シーンについては「長回しが多くて、撮影はまるでダンスのよう。配置は複雑だったけど、カメラと踊るように演じられた」と振り返り、映像表現そのものが2人の親密さを映し出す仕掛けになっていたと明かす。

物語の鍵となる“ブラックバッグ”については、「昔ながらのお医者さんの鞄と同じ。何が入っているかは誰も聞けない。閉ざされたら最後、秘密は漏れない。たとえ夫であっても中身を知ることは許されないの」と断言。「むしろ自分でも中身を忘れるべき」とも述べ、“ブラックバッグ”はスパイの宿命を象徴しているキーワードだと語った。

ブランシェットが口にする数々の言葉から浮かび上がるのは、“秘密を抱えた夫婦”の物語が持つスリルと親密さ。予想を裏切る展開と、彼女の圧倒的な存在感が、観客をスクリーンへと引きずり込む。

ブラックバッグ」は、9月26日より全国ロードショー。

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