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「ロード・オブ・ザ・リング」のサム役ショーン・アスティン、全米俳優組合会長に選出

2025年9月17日 15:00

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ショーン・アスティン
ショーン・アスティン
Photo by Michael Buckner/Variety via Getty Images

ロード・オブ・ザ・リング」3部作でサムワイズ・ガムジーを演じ、世界中のファンに愛されたショーン・アスティンが、全米映画俳優組合(SAG-AFTRA)の新会長に選出された。9月12日に発表された選挙結果では、54歳のアスティンが79%という圧倒的な得票率で勝利を収めている。

アスティンは対立候補の独立系俳優チャック・スレイビンを大差で破り、16万人の組合員を代表する重要なポストに就任した。副会長には「スタートレック:ピカード」のラフィ役で知られるミシェル・ハードが65%の得票率で選出されている。

アスティンの就任は、ハリウッド業界が重要な岐路に立つタイミングと重なる。組合は来年、主要スタジオとの新たな契約交渉を控えており、人工知能(AI)技術の影響拡大、制作拠点の海外移転、メディア業界の統合といった深刻な課題への対応が求められている。

「誇りを感じるとともに、決意を固めています」とアスティンは米ロサンゼルス・タイムズ紙のインタビューで語った。「周りの人たちは『お祝いする時間があるといいですね』と言ってくれますが、お祝いなんて外国の概念のように感じられます。これはお祝いの瞬間ではありません。感謝を伝え、仕事に取りかかる瞬間なのです」

アスティンは、前任のフラン・ドレシャーの後を継ぐ。ドレシャーは2023年夏に118日間にわたるストライキを指導し、AI保護策とストリーミング視聴数に基づくボーナス制度を含む新契約の締結に成功した。しかし一部の俳優からは、その内容では不十分との声も上がっており、来年の交渉でさらなる成果を期待する声も多い。

「次の交渉については非常に良い感触を持っています。双方の利益になる良い契約を達成することが明らかに両当事者の利益だからです」とアスティンは述べている。

主要スタジオを代表する全米映画テレビ製作者同盟も、「SAG-AFTRAの出演者にとって最も重要な問題に取り組み、業界全体の安定と機会を促進するため」アスティンとの協力を楽しみにしていると表明している。

アスティンは次期契約でのAI保護強化と、制作拠点の米国内維持に向けて政府指導者との連携を進める方針を示している。興味深いことに、アスティンの母親である故パティ・デュークアカデミー賞助演女優賞受賞)もかつて俳優組合の会長を務めており、親子二代での組合指導者誕生となった。

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