「鬼滅の刃」が北米No.1デビュー
2025年9月16日 15:35
(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable吾峠呼世晴原作の人気アニメシリーズ最新作「劇場版『鬼滅の刃』無限城編 第一章 猗窩座再来」が、北米市場で歴史的な快挙を達成した。ソニーグループ傘下のクランチロールが配給する本作は、週末興行収入で北米1位を獲得し、アニメ映画のオープニング興収として北米史上最高記録を樹立、アニメコンテンツの世界的影響力を改めて証明する結果となった。
本作は公開初日の金曜日だけで3300万ドルを記録し、週末3日間では推定7000万ドルに到達した。この数字は業界予測の3500~4000万ドルを大幅に上回り、2025年に公開されたアニメ映画として最高のオープニング興収を記録するとともに、9月公開のアニメ映画としても史上最高となっている。
観客層は男性57%、女性43%で構成され、その大部分を18~34歳の若年層が占めた。批評家からの高評価と観客の熱狂的な支持が、予想を超える好調なスタートを後押ししている。
海外49市場でも4900万ドルを記録し、世界全体では1億3210万ドル(約194億円)の興収を達成。これにより同作品の世界興収は4億ドル(約588億円)を突破した。
本作は日本でも既に興収300億円を超える記録的ヒットを達成している。日本国内外を合わせた世界総興収は6億ドル規模に達する見込みで、アニメ映画としては異例の成功を収めている。
「鬼滅の刃」シリーズは2019年のテレビアニメ放送開始以来、国内外で絶大な人気を獲得。2020年公開の前作「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」も世界的なヒットを記録し、アニメ映画の可能性を広げる先駆けとなった。今回の成功により、残る2作品への期待もさらに高まっている。
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