武装強盗団が寝台列車を急襲!楽勝だと思っていたら…最強の特殊部隊員がいた 「KILL 超覚醒」場面写真12点一挙公開
2025年9月11日 11:00

「ジョン・ウィック」シリーズのチャド・スタエルスキ監督プロデュースによるハリウッドリメイク製作も決定しているインド映画「KILL 超覚醒」のポスタービジュアルと12点の場面写真が一挙公開された。
本作はノンストップで疾走する特急寝台列車を逃げ場のない究極のソリッド・シチュエーションに仕立てたバイオレンスアクション。第48回トロント国際映画祭ミッドナイト・マッドネス部門でのワールドプレミアを皮切りに、世界各国の映画祭で称賛を浴び、2025年国際インド映画アカデミー賞で5部門を受賞。ハリウッドリメイク版のプロデュースを務めるスタエルスキ監督は、本作について「『KILL 超覚醒』は最近観たアクション映画の中で、最も躍動的でワイルド、そしてクリエイティブだ」とコメントしている。

舞台となるのは、インド東部ジャールカンド州から首都ニューデリーへの約1200キロのルートを疾走する寝台列車。そこに偶然乗り合わせた特殊部隊の最強戦士アムリトと、総勢40人の最凶強盗一族との死闘の行方を「途中停車なし」「逃げ場なし」という究極のソリッド・シチュエーションとともに映し出す。迫力と臨場感を徹底的に追求したリアル志向のアクション演出、痛みが激烈に伝わってくるバイオレンス描写、予測不能なまでに衝撃的でエモーショナルなストーリー展開。これらすべての要素をリミッター超えの強度で実現させている。
なお、アムリト役のラクシャは、テレビシリーズを中心にキャリアを重ねてきた若手俳優で、本作が映画デビュー作。近接格闘術の“クラヴマガ”と“カリ”の特殊訓練を8カ月にわたり受けて撮影に臨んだ。

本作は、監督・脚本を務めたニキル・ナゲシュ・バート監督が大学時代に利用した長距離列車が武装強盗団=ダコイトの襲撃を受けた実体験を基に構想したという。当時を振り返りバート監督は、「私が乗った列車が暗闇を切り裂くように進んでいた夜、ダコイトが乗り込んできたことがありました。奇妙なことに、私が穏やかに眠っている間に、隣の車両では乗客の荷物が奪われていたのです。そのとき自分が何も気づかなかったことに、何年間も罪悪感に苛まれました」と明かした。
この驚くべき体験はすぐには形にならなかったが、バート監督の心にずっと残っていたという。そして2019年11月から2021年8月まで1年10ヵ月を費やして脚本を執筆し、監督は劇中のすべての戦闘シークエンスを詳細に描き込んだ。

ポスタービジュアルは、途中停車なしの特急寝台列車の中、鎖をその手に巻き付けた特殊部隊員のアムリトと、彼の前に凶器を手にして立ちふさがる武装強盗団の姿を捉えている。
場面写真は、パンチを繰り出す主人公アムリトの勇ましい表情や、インドでダンサーとしても活躍する俳優ラガヴ・ジュヤルが演じる本作最強の敵で、武装強盗団一族の若きリーダー・ファニ、列車内を逃げ惑うアムリトの恋人トゥリカ、そしてトゥリカの家族などの姿を捉えている。
「KILL 超覚醒」は、11月14日から新宿ピカデリーほか全国公開

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