ジェフ・ブリッジス「トロン」シリーズの“進化”を絶賛 「トロン:アレス」特別映像公開
2025年9月10日 10:00

世界で初めて長編映画としてCGを本格導入した映画「トロン」シリーズの最新作「トロン:アレス」の特別映像(https://www.youtube.com/watch?v=kIWima3ejtU)が、このほど公開された。
1982年に公開された「トロン」は、現実世界からコンピューター・システムの“デジタル世界”へ侵入するという画期的な設定と、世界で初めて長編映画としてCGを本格導入。“映像革命”ともいえる新たな映像体験は、社会現象を巻き起こした。その28年後の10年には、続編「トロン:レガシー」が公開された。
最新作「トロン:アレス」で描かれるのは、デジタル世界の“超高度AIプログラム”が、現実世界へと襲来する。現実世界でAIプログラムの実体化が成功し、開発された人型AIアレス。“彼”は圧倒的な力とスピード、優れた知能を持ち、倒れても何度でも再生可能という、まさに最強のAI兵士だった。制御不能となったAIたちは暴走を始め、デジタル世界が現実世界を侵食していく。そして、現実世界で“人間”を知ったアレスにもある異変が起きる。果たしてアレスは人類の救世主となるのか、それとも――。

最新映像は、「トロンを現実世界へ連れて行く」と語るヨアヒム・ローニング監督からはじまり、その言葉通り現実世界・バンクーバーでのライトサイクル走行の撮影シーンが映し出される。同シーンの撮影は6週間もの期間、夜間のバンクーバーを閉鎖し行われた。最新CG技術の駆使に加えて実際のカメラで撮影された映像を用いることが「リアリティを持ってデジタル世界が現実世界を“侵食”するためには必要だ」とローニング監督のこだわりが詰まったライトサイクルチェイスシーンへの期待は高まる。
最強AI兵士アレスを演じるジャレッド・レトは「トロンが大好きだ。子どもの頃にこの映画をみて、そして今、そこに立っている自分がいる」と本作参加への喜びを語る。第1作「トロン」からケヴィン・フリンを演じるジェフ・ブリッジスは「オリジナルから『トロン:アレス』への進化は本当に素晴らしい。アレスは、生きることを望むプログラム」と語り、トロンシリーズ最新作としての進化を保証。また、ローニング監督が「グリッドが音と音楽と共に、広がっていくのを感じる」と絶賛する、NIN(ナイン・インチ・ネイルズ)手が掛ける音楽も、今作のきわめて重要なエッセンスであるようだ。
「トロン:アレス」は、10月10日に日米同時公開。
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