美しい花火が、元自衛官の“トラウマ”を刺激する――「火の華」スペシャル映像公開
2025年8月28日 17:00

2016年に報道された自衛隊日報問題を題材にした映画「火の華」のスペシャル映像が、このほど公開された。
実際に報道された自衛隊日報問題から着想を得た本作は、元自衛官の壮絶な体験とその後の宿命を克明に描いた完全オリジナルストーリーだ。PTSDの深刻さを見据えながら、日本伝統の花火をモチーフに、“戦う”ということや“平和”の在り方、そして人間の本質までを問いかける。
16年、PKO(国連平和維持活動)のため南スーダンに派遣された自衛官の島田東介。ある日、部隊が現地傭兵との銃撃戦に巻き込まれる。この前代未聞の“戦闘”は、政府によって隠蔽されてしまう。それから2年後、新潟。悪夢に悩まされる島田は、危険な武器ビジネスに加わりながら、工場の仕事に就く。仲間に支えられ、花火師の道に一筋の光を見出した矢先、島田に過去の闇が迫る。
監督は、長編編デビュー作「JOINT」で新藤兼人賞銀賞に輝いた小島央大。長編編2作目となる本作では、企画・脚本・編集・音楽までを手がけている。主人公の島田には、「JOINT」でも主演を務め、本作では共同企画・脚本にも名を連ねる山本一賢。脇を固めるのは、柳ゆり菜、松角洋平、ダンカン、伊武雅刀ら実力派俳優たち。主題歌は、大貫妙子&坂本龍一の「Flower」となっている。

スペシャル映像「元自衛官がある花火師に出会った…」編は、トラウマを抱えた島田が花火師の道へ進んだその後を描いた特別予告。冒頭、南スーダンでの銃声音で飛び起きる元自衛官の島田。「平和」な日本に帰還してから2年経った今も、銃撃戦の悪夢がいまだに彼の日常を浸食していることが伝わってくる。

そんな中、伊武演じる花火工場の親方・藤井与一と出会い、花火師としての人生をスタートさせる島田。与一や仲間の職人たちに支えられ、心に負った傷を癒していく。迎えた花火大会の日、幻想的で荘厳な花火が映し出されるも一転、その打ち上げ音がトリガーとなり、脂汗をにじませ、顔を歪める島田の姿が……。そしてフラッシュバックする、かつての“戦闘”の残像――。美しいはずの花火が、たちまち島田をのみこむように落ちてくるショットは、どこか恐怖すら感じさせる。

映画に登場する打ち上げ花火は、すべて実写で撮影。日本三大花火大会の一つ、長岡花火ほか世界クラスで活躍する花火師の監修の元、花火作りの工程から打ち上がるまでをリアルに再現しており、映像でもその様子を垣間見ることができる。
「火の華」は、10月31日からユーロスペースほか全国順次公開。
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