【話題】「エイリアン アース」主演に大抜てき! 新進俳優のシドニー・チャンドラー「子どもの頃からの大ファンだった」
2025年8月22日 15:00

リドリー・スコット監督によるSFホラーの金字塔「エイリアン」から生まれた初めてのドラマシリーズ「エイリアン アース」が、ディズニープラスの「スター」で独占配信され、話題を集めている。異常な速さで進化するエイリアンと、逃げ場のない宇宙空間で追い詰められる人類の死闘を描いた人気シリーズ。主演に抜てきされたのが、新進俳優のシドニー・チャンドラーだ。
オリビア・ワイルド監督の「ドント・ウォーリー・ダーリン」(2022)で長編映画デビューを飾ったチャンドラーは、ディズニー傘下の米FXが制作し、ダニー・ボイルが監督と製作総指揮を務めたリミテッドシリーズ「セックス・ピストルズ」、Apple TV+のシリーズで、アカデミー賞ノミネート経験を持つフェルナンド・メイレレス監督による「シュガー」といった話題作に立て続けに出演している。

そんなチャンドラーは、「子どもの頃から『エイリアン』の大ファンだった」といい、「何度も繰り返し見た最初の映画だと思う。子どもの頃は、ゼノモーフの悪夢にうなされたりもしたので、いま、こうして出演できるのが本当に楽しいし、ちょっと恐ろしくもある」と、今回の抜てきに、ファン目線で喜びを語っている。
世界中で絶賛されたクライムサスペンス「ファーゴ」のショーランナーであるノア・ホーリーが手がける脚本については、「とても興奮した。『ファーゴ』のエッセンスを取り入れつつ、静寂なオリジナルの空気感も尊重している。そして、私たちは子どもの内面をもつキャラクターを演じているので、役づくりにおいて自身の“内なる子ども”を探求できる。それは癒しであり、美しく、本当に楽しい」と、その魅力を絶賛する。

チャンドラーが演じるのは、不治の病の子どもの意識が移植された、世界初のヒューマノイドロボット“ハイブリッド”のウェンディ。地球に墜落した宇宙船に向かい、そこに格納されているモノを回収する任務を任される。チャンドラーは演技を通して、ウェンディと一心同体となり、役柄からエネルギーを得ながら大役を演じきったという。
「ウェンディは、私にたくさんの勇気と強さを与えてくれたし、このプロセスを通して、彼女が私の手を握ってくれているような気がする。私が後ろに回って、彼女が『私がやるわ』と前に飛び出してくるような日もある。まるで、子どもの頃の自分のようでもある。子どもはとても正直で、過剰な自意識もなく、自己分析し過ぎることもない。カラフルで生き生きとしている。そこに確実に存在し、見事に順応して、全てを吸収する。私は彼女から多くのことを学んでいると思う」(チャンドラー)
「エイリアン アース」(全8話)は、ディズニープラスの「スター」で独占配信中。毎週水曜に新エピソードが1話ずつ配信される。第76回エミー賞、第82回ゴールデングローブ賞での快挙も記憶に新しい「SHOGUN 将軍」で知られる、ディズニー傘下の米FXが制作を手がけている。

PR
©2025 Disney and its related entities
関連ニュース





