「新劇場版 銀魂 吉原大炎上」26年公開 「銀八先生」主題歌はぼっちぼろまる、LONGMANが担当
2025年8月19日 15:00

「銀魂」シリーズの劇場アニメ「新劇場版 銀魂 吉原大炎上」が2026年に公開されることが発表され、特報とティザービジュアルが公開された。また、テレビアニメ「3年Z組銀八先生」の新情報も多数公開された。これらの情報は8月16日、都内で開催されたスペシャルイベント「銀魂まるちばーす祭り」内で発表された。
原作「銀魂」は、空知英秋氏が「週刊少年ジャンプ」(集英社刊)ほかで2004~19年に連載していた人気コメディ漫画。宇宙人の襲来により開国した江戸時代末期を舞台として、「万事屋」を営む坂田銀時(CV:杉田智和)、志村新八(阪口大助)、神楽(釘宮理恵)らの奇想天外な日々を描く。テレビアニメは06~18年に計4期が制作された。現在は「銀魂20周年プロジェクト」が展開中。
「新劇場版 銀魂 吉原大炎上」では、原作史上“最も熱い”とされる人気エピソードで、テレビアニメ第139~146話でも描かれた「吉原炎上編」を初の映画化。スクリーンサイズにシリーズ初となるシネマスコープを採用し、アスペクト比2.35:1の大画面で、「夜王」鳳仙に支配され光を失った地下遊郭都市・吉原に赴いた万事屋の活躍が描かれる。
特報映像には、万事屋メンバーのほか月詠、晴太、日輪、神威、鳳仙ら「吉原炎上編」キャラクターたちの姿が収められているほか、原作では出番がなかった銀時の盟友・桂や、真選組の近藤、土方、沖田、山崎も登場する。ティザービジュアルには、火の粉が舞うなか、口元にわずかな笑みを浮かべた銀時の横顔が描かれている。

「銀魂」のキャラクターたちが学園コメディを繰り広げるスピンオフ小説をテレビアニメ化する「3年Z組銀八先生」は、10月6日深夜12時からテレビ東京系列ほかで放送を開始することが明らかになった。オープニング主題歌は、地球外生命体ミュージシャンのぼっちぼろまるが歌う「桜風」、エンディング主題歌は、男女ツインボーカルパンクバンド「LONGMAN」による「Underclass HERO」に決定した。
「3年Z組銀八先生」の最新PVとキービジュアルも公開された。最新PVの前半では「桜風」に乗せて銀八や新八、神楽らが登場し、3年Z組のドタバタな日常が描かれる。後半では「Underclass HERO」が流れるなか、沖田や山崎、不良生徒になった神威や高杉も現れ、「銀魂」キャラクターが自由気ままな学園生活を送る様子が収録されている。キービジュアルには、桜の花びらが舞う舞う河原に3年Z組の面々が集合。“銀魂流の青春”を表現したイラストとなっている。
原作者、主題歌アーティストからのコメント全文は以下の通り。
みなさまの応援のおかげで「銀八先生」アニメ化、そして、またまた映画が制作されることになりました。
ありがとうございました。
連載が終了してから6年もたつ作品が、未だに汚い大人たちの⼩銭稼ぎの道具になり、
味がしなくなるまでしゃぶり尽くされているのを見るのは、それはそれで作家冥利に尽きるなと
通帳を眺めながら感じております。
「銀魂」はアニメも小説も映画も実写も全部なんとか成功……というか成功したように見せて
ギリギリ勝ち逃げしてきた稀に見る幸せな作品ですが、このままいくとどこかで大爆死するまで
止まれないことになるので、そろそろ杉田さんの下半身事情等の問題で華々しく爆散し終わっていくのも
「銀魂」的には勝ち逃げかなと感じております。
みなさん「銀八先生」、映画、共々、
杉田智和のこれからの活躍にも期待していてください。

コミカルでとにかく面白くて、でも信念があって人生を導いてくれる、「銀魂」をはじめて読んだ時、自分の漫画だと思ったことをめっちゃ覚えています。
銀さんみたいな⼤⼈になりたかったし、あの時の自分はほぼ新八だったし、神楽ちゃんに恋していました。
かっこよくてロックな主題歌たちで音楽を学び、空知先生の質問コーナーで文章を学び、ゴリラで恋愛を学びました。
そんな青春を過ごしたら、無事エリザベスみたいな大人になれました。
よかったです。
そんな想いを曲に詰め込みましたので、よろしくお願いします!!!

世界中で愛されて続けている「銀魂」のスピンオフ作品に関わらせていただき本当に光栄です。
全力でふざけながらも、どこか⼼に沁みる、そんな唯一無二の世界観が魅力の本作。
エンディングテーマとしてイメージしたのは「ちょっと切なさのある放課後」でした。
陽が傾く教室の静けさや、ふざけあった日々の余韻、そして明日への小さな⼀歩。
楽しかっただけじゃない、悩んだり立ち止まったり、そんな日々を振り返りました。
学生時代の記憶は、もう戻れないとわかっているから余計に愛しく思えるのかもしれません。
果てしなく適当で頼りなさそうでいて、実は誰よりもあたたかい銀八先生の姿を重ねながら、少し切なくも希望のあるサウンドを目指しました。
「僕らならどこまでも」
この言葉が、あの教室から未来へ続く希望になりますように。
「Underclass HERO」が放課後のチャイムのように、みなさんの心にそっと鳴り響いてくれることを願っています。
関連ニュース





