「X-MEN」俳優、「アベンジャーズ ドゥームズデイ」でサイクロップス復帰に感動
2025年8月14日 14:00
写真:Everett Collection/アフロ「X-MEN」シリーズでサイクロップスを演じたジェームズ・マースデンが、現在製作中の「アベンジャーズ ドゥームズデイ」で同役に復帰することについて、感動的なコメントを明かした。20年にわたってファンから愛され続けてきた伝説的キャラクターの復活に、映画界が大きな注目を寄せている。
米バニティ・フェアのインタビューで、マースデンは復帰への心境を語った。「スーパーヒーローのコスチュームを着るには少し年を取りすぎたかもしれない」と謙遜しながらも、「でも、これは本当に特別なことなんだ。20年間、人々から『いつ戻ってくるの? 本当に戻ってくるの?』と聞かれ続けてきた」と明かし、ファンからの長年にわたる熱烈な要望に応える形での復帰であることを強調した。
現在54歳のマースデンにとって、サイクロップス役は俳優人生の転機となった記念すべき役柄だ。「この役に戻ることは、まさに故郷に帰るような気持ちだった。僕を一躍有名にしてくれた役であり、初めて参加した本格的な大作映画で、コミックファンに愛される人気キャラクターでもある。その役に再び足を踏み入れることができるのは、本当に特別なことだ」と、感慨深く振り返った。
マースデンは2000年に「X-メン」のサイクロップス役でブレイクし、続く「X-MEN2」(2003年)、「X-MEN:ファイナル・ディシジョン」(2006年)に出演。同作でキャラクターは死亡したものの、2014年の「X-MEN:フューチャー&パスト」では短時間ながら再登場も果たした。その後は「きみに読む物語」「魔法にかけられて」「ソニック・ザ・ムービー」シリーズ、HBOのSFドラマ「ウエストワールド」など多彩な作品で存在感を示してきた。
「アベンジャーズ ドゥームズデイ」では、マースデン以外にもX-MENシリーズの往年のキャスト陣が集結する。プロフェッサーX役のパトリック・スチュワート、マグニートー役のイアン・マッケラン、ミスティーク役のレベッカ・ローミンらベテラン勢の参加により、MCU史上最大規模のクロスオーバー作品として注目を集めている。
「アベンジャーズ ドゥームズデイ」は2026年12月18日から日米同時公開。
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