殺人鬼に間違われた強面ふたり、何もしてないのにどんどん人が死ぬ!? ヒット作を韓国リメイクした「ハンサム・ガイズ」ビジュアル完成
2025年8月4日 12:00

ホラーコメディのヒット作「タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら」の韓国リメイク版「ハンサム・ガイズ」の日本版ビジュアル、30秒予告編、場面写真7点が一挙にお披露目。強面の男ふたりが、大学生たちに殺人鬼だと勘違いされたことで巻き起こる騒動が繰り広げられる。
2010年製作のカナダ映画「タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら」は、「スプラッター×コメディ」という異色の要素を融合させ、世界中を笑いの渦に巻き込んだ。日本でも12年に公開され、ホラーファンを中心に熱狂的な支持を獲得した。


それから14年の時を経て、同作を韓国でリメイクした「ハンサム・ガイズ」は、オリジナル版の物語をベースとしつつも、オカルト要素や韓国映画らしい皮肉描写などが肉付けされ、よりコミカルに。本国公開時には、観客の高評価と口コミの後押しで、大きな話題を呼んだ。これまで舞台や映画で共演経験もあるイ・ソンミン(「ソウルの春」「工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男」)とイ・ヒジュン(「KCIA 南山の部長たち」「殺人者のパラドックス」)が、強面のジェピル、筋骨隆々の見た目に反して、心優しく臆病なサングを演じる。ほかコン・スンヨン(「おひとりさま族」)をはじめ、パク・ジファン(「犯罪都市 PUNISHMENT」)、イ・ギュヒョン(「ノリャン 死の海」)も顔をそろえた。

自称“タフガイ”のジェピルと“セクシーガイ”のサングは、森の奥深くにある新居に引っ越してきた。ふたりはよく自分たちの“ハンサムさ”を褒め合っているが、実際のところ、その強面ぶりで、人々からは不審な人物だと疑われるのが日常だった。ふたりは、やっと手に入れた夢のマイホームでの新たな暮らしに、ただただ幸せを感じていた。
ところが幸せな時間も束の間、近くの湖で溺れかけた大学生・ミナ(コン・スンヨン)を助けようとしたところ、ミナの友人たちに、殺人鬼だと間違えられる。友人たちがふたりに次々と襲いかかってくるなか、地下室に封じられていた古代の悪霊が目を覚まし、家は次第に不気味なエネルギーに包まれていく。

日本版ビジュアルは、チェーンソーとハンマーを手にした、なぜか薄汚れたふたりが中心に立ち、オリジナル版「タッカーとデイル」を想起させる構図。さらにコメディ映画らしいポップな色使いが加わったことで、オリジナル版よりもコメディ要素が強調された仕上がりだ。
予告編では、ジェピルとサングの恐ろしい形相に、大学生たちが震撼。しかし、本当に何もしていないふたりは、「溺れていた子を助けただけなんです!」と必死に訴える。大学生に「殺人鬼め!」と叫ばれるも、サングが「まだ死んでないようで良かった!」と安堵する、コミカルなやりとりも切り取られている。
さらに場面写真には、ハンマーを手にするジェピル、恐ろしいほど満面の笑みを浮かべるサング、銃弾のようなものを拾い上げるミナを活写。惨劇に巻き込まれていく大学生たちや、地元警察コンビの姿も確認できる。
「ハンサム・ガイズ」は、10月3日から東京・新宿ピカデリーほか全国公開。
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