寄り添うほどに歪んでゆく…一心同体の姉妹の不穏な関係「九月と七月の姉妹」予告編 吉澤嘉代子がナレーション
2025年7月24日 12:00

「ロブスター」「ブルータリスト」など俳優としても活躍、ヨルゴス・ランティモスの公私ともに渡るパートナーとしても知られるアリアン・ラベドが監督を務めた「九月と七月の姉妹」の予告編が公開された。シンガーソングライターの吉澤嘉代子が映画初ナレーションを担当している。
生まれたのはわずか10か月違い、いつも一心同体のセプテンバーとジュライ。我の強い姉と内気な妹は支配関係にありながら、お互い以外に誰も必要としないほど強い絆で結ばれている。しかし、学校でのある事件をきっかけに、シングルマザーのシーラと姉妹はアイルランドの海辺近くにある亡父の家<セトルハウス>へと引っ越すことになる。新しい生活のなかで、次第にセプテンバーとの関係が変化していることに気づきはじめるジュライ。「セプテンバーは言う──」ただの戯れだったはずの命令ゲームは緊張を増していき、外界と隔絶された家の中には不穏な気配が満ちていく……。
予告は、少しおっとりしたジュライをいじめる同級生に、セプテンバーが容赦なく報復、母親から小言を言われようと、周囲から「変人姉妹」と囁かれようと、ふたりはいつも“一心同体”であることを紹介。そして、2人だけのいつもの遊びは「回って」「踊って」「笑うのを我慢して」と、セプテンバーの“支配”が徐々にエスカレートする様を映す。やがて成長とともに変化していく周囲の環境に呼応するかのように、ふたりの関係にも、少しずつ生まれ、寄り添うほどに歪んでゆく、ふたりの関係を描き出す。
予告編ナレーションをつとめた吉澤は「支配的なセプテンバー、服従するジュライ。姉妹は二人だけの合図や目配せで会話し、母親さえ介入させない歪な絆を結んだ。彼女たちの無垢な表情や、愛らしいファッションとは裏腹に、耳元で囁かれるような息遣いや、ざらついた効果音がスクリーンを不穏に包む。あの口笛が耳にこびりついて離れない」と本作への想いを寄せている。
9月5日から、渋谷ホワイトシネクイント、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテほか全国公開。
(C)Sackville Film and Television Productions Limited / MFP GmbH / CryBaby Limited, British Broadcasting Corporation, ZDF/arte 2024
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