ジェームズ・ガン監督が語るジャスティス・リーグ構想
2025年7月23日 14:00

世界累計興収4億ドルを突破した映画「スーパーマン」で、新たなDCユニバース(DCU)の幕開けを飾ったジェームズ・ガン監督が、将来のジャスティス・リーグ結成について興味深い展望を明かした。米エンターテイメント・ウィークリーとのインタビューで、同作に登場したヒーローたちがチーム結成の「最初の種」になると語っている。
「スーパーマン」では、主人公を支援する形で複数のヒーローが登場した。翼を持つ戦士ホークガール(イザベラ・マーセド)、天才科学者ヒーローのミスター・テリフィック(エディ・ガテギ)、そしてグリーンランタンの一員であるガイ・ガードナー(ネイサン・フィリオン)らが「ジャスティス・ギャング」として活動している。これらのキャラクターは、DCコミックスでも重要な役割を果たしており、ホークガールは古代エジプト時代から転生を繰り返す戦士、ミスター・テリフィックは「世界で3番目に頭の良い男」として知られている。
「ホークガールやミスター・テリフィック、ガイ・ガードナーを登場させたのは、彼らがスーパーマンとは異なるものを表現し、彼らもまたスーパーマンに触発されるという物語上の役割があったからだ」とガン監督は説明する。単なるファンサービスではなく、物語の必然性を重視した起用だったという。
特に注目すべきは、元素変化能力を持つヒーロー、メタモルフォ(アンソニー・キャリガン)の正式なチーム加入である。映画の終盤で仲間に迎え入れられたメタモルフォについて、ガン監督は「彼は確実にチームに加わる。ガイが『彼は仲間だ』と言っているから、そうなんだ。政府関係者のマクスウェル・ロードから公式な許可を得る必要があるかもしれないが、問題ないだろう」と語った。
これらのヒーローたちは、DCコミックスでジャスティス・リーグの本部として親しまれている「ハル・オブ・ジャスティス(正義の殿堂)」を拠点として活動している。映画の終盤では、スーパーマンの行動に触発され、共に戦う姿が描かれた。この展開について、ガン監督は「これがDCUにおけるジャスティス・リーグの最初の種だと言えるだろう」と明言している。
ただし、本格的なジャスティス・リーグ結成については慎重な姿勢を示した。「明日すぐに実現するとは考えないでほしい」と述べ、DCスタジオとしての長期戦略の一環として、段階的な展開を予定していることを示唆している。
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズで手腕を発揮したガン監督による新DCUの船出は、確実な基盤を築いたと言えるだろう。今後の展開で、どのようなヒーローチームが形成されていくのか注目される。
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