二宮和也、ファンによる写真撮影を異例OK!「楽しいです」【「8番出口」無限ループカーペット】
2025年7月22日 20:30

大ヒットゲームを実写映画化した「8番出口」のPRイベントが7月22日、都内のランニング施設で行われ、主演の二宮和也、共演する小松菜奈、河内大和、監督・脚本の川村元気が、約88メートルの“無限ループカーペット”に登場した。

この日は、二宮らがカーペットを歩くタイミングに限り、来場したファンによる写真撮影が異例のOKとなり、600人を超える来場者は大喜び。普段とは異なるファンとの交流に、二宮は「楽しいです。いっぱい写真を撮ってもらって『ニノ、ニノ』言ってもらいました」と笑顔を見せていた。

原作は、2023年にインディーゲームクリエイターのKOTAKE CREATE氏がたったひとりで制作し、全世界累計170万ダウンロードを突破した「8番出口」。よくある地下鉄の駅を舞台に、無限にループする地下通路に閉じ込められたプレイヤーが様々な“異変”に恐怖しながら「8番出口」を目指す。第78回カンヌ国際映画祭オフィシャルセレクションミッドナイト・スクリーニング部門に出品された。

川村監督は「ゲームの映画化は失敗するよと脅された」と振り返り、「撮影し、その場で編集して、夜には脚本を書き直す。リテイクになることもあるが、それを理解してくれるのが二宮くん。毎日毎日、一緒に打合せして物語を作った」と本作ならではのユニークな舞台裏を明かした。

ゲーム好きでも知られる二宮は「そう言ってもらえるとうれしいですし、現場では『これだ』って答えが出るまで、一緒に歩き続けなければいけない。とても有意義だし、『みんなでやろっか』『これ、どうですか』って(提案を)投げられるのは、元気さんじゃないとできない」と全幅の信頼を寄せた。

小松は役名が無く、役柄など詳細は一切不明になっている“ある女”役で出演。共演した二宮を「いろんなところに目がついているんじゃないかと。人としてもフラットでいてくれて、座長としてすばらしい」と絶賛すると、当の二宮は「褒められるのは気持ちいいですね」とご満悦だった。

「8番出口」の象徴とも言えるスーツ姿の“歩く男”を演じた河内は、下積み時代に、新聞配達のアルバイトをしていた際、「嵐」の楽曲「Happiness」に励まされたり、「嵐」のコンサートの設営をしたりと、二宮への思い入れが強く「将来、共演できると思っていた? 思わない、思わない」と、テレビドラマ「VIVANT」に続く本作での共演に感無量の面持ちだった。
「8番出口」は、8月29日公開。
フォトギャラリー
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
スプリングスティーン 孤独のハイウェイ
【人生にぶっ刺さる一本】すべての瞬間が魂に突き刺さり、打ち震えるほどの体験が待っている
提供:ディズニー
ブルーボーイ事件
【日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化】鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
なんだこの面白そうな物語は…!
【ヤバすぎる世界へ、ようこそ】“最弱”ד下半身を失ったアンドロイド”…予告だけで今すぐ観たい!
提供:ディズニー
火の華
【あまりにも凄すぎた】“日本の暗部”に切り込んだ圧倒的衝撃作――フィクションかノンフィクションか?
提供:アニモプロデュース
盤上の向日葵
【「国宝」の次に観るべき極上日本映画に…】本作を推す! 壮絶な演技対決、至極のミステリー、圧巻ラスト
提供:松竹
てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“胸に響く感動”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ