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スピッツの名曲「楓」を映画化! 監督・行定勲×脚本・髙橋泉がニュージーランド舞台に壮大なラブストーリーを紡ぐ

2025年7月17日 08:00

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さよなら 君の声を抱いて歩いていく──
さよなら 君の声を抱いて歩いていく──
Ⓒ2025 映画『楓』製作委員会

ロックバンド「スピッツ」の楽曲「楓(かえで)」を原案にした映画が、12月19日に公開されることがわかった。監督は行定勲(「世界の中心で、愛をさけぶ」「ナラタージュ」)、脚本は髙橋泉(「ソラニン」「東京リベンジャーズ」)が手掛ける。アナウンスメント映像(https://youtu.be/o_tibuDfQm0)とファーストビジュアルがお披露目された。

」は、1998年にリリースされた「スピッツ」の8thアルバム「フェイクファー」の収録曲で、同年にアルバムからシングルカットされた。ボーカルで作詞・作曲も担当する草野マサムネによる「さよなら 君の声を抱いて歩いていく」という印象的なサビの歌詞と、唯一無二の歌声が幅広い年代に愛され、松任谷由実上白石萌歌、Crystal Kay、Uruなどのアーティストにもカバーされている。

8thアルバム「フェイクファー」
8thアルバム「フェイクファー」
シングル「楓」
シングル「楓」

本作を企画した井手陽子プロデューサーは、「スピッツの『』は、決して色褪せることなく、多くの人に長く愛され続けている名曲です。私にとっても、人生を通して聴き続けてきた曲といっても過言ではありません。年を重ね、別れを経験するたびに、いつも自分を未来へと導いてくれました」と、特別な想いを明かす。

「スピッツ」
「スピッツ」

映画のキーワードとなるのは、の花言葉でもある「大切な思い出」や「美しい変化」、そして「遠慮」。主人公は、人生のなかで大切な人を失った2人の男女。出逢いと別れ、愛と悲しみ、胸に刻まれた忘れられない過去とそれでも続いていく現在……、移り変わる時間とともにそれでも前へ進もうとする2人の姿を、美しい季節の移り変わりを通して描く。

行定監督は、「『世界の中心で、愛をさけぶ』は、失った人を心に、再び歩き出すことを決意したラストだった。それから20年後に、スピッツの名曲にインスパイアされた再生の物語に携わるという巡り合わせに胸を熱くしている」とコメントを寄せた。

本作はニュージーランドで撮影され、緑豊かな山々、湖、星空など、自然の美しさが本作を彩る。ビジュアルには赤く色づいたの葉と、夕暮れの日の光が差し込むニュージーランドの空が写され、映像では車のラジオから流れる音楽や路地裏の階段、学校の屋上、といった日常の風景も映し出され、物語の始まりに期待が膨らむ。

行定監督と井手プロデューサーのコメント全文は以下の通り。


行定勲監督】
この映画は喪失から立ち直れない人々を描く物語です。
人間の美しさだけでなく愚かさや身勝手さが露呈するのが恋愛だ。だから、ひとりでは生きていけない弱さや狡さがそこに介在する。
の花言葉には、『調和』『美しい変化』『大切な思い出』『遠慮』とあります。
私は『遠慮』をこの物語の核にして恋愛を描きたいと思いました。人の為に自分の気持ちを遠慮させて相手のことを想う男。その想いに気付きながらも、失くした最愛の人のことを想い続ける女。
20年前に『世界の中心で、愛をさけぶ』を作った。あの映画は失った人を心に、再び歩き出すことを決意したラストだった。それから20年後に、スピッツの名曲にインスパイアされた再生の物語に携わるという巡り合わせに胸を熱くしている。

井手陽子プロデューサー】
スピッツの「」は、決して色褪せることなく、多くの人に長く愛され続けている名曲です。
私にとっても、人生を通して聴き続けてきた曲といっても過言ではありません。
年を重ね、別れを経験するたびに、いつも自分を未来へと導いてくれました。
”の花言葉には、『調和』『美しい変化』『大切な思い出』『遠慮』の意味があります。
人生には、多くの別れがあり、喪失は誰もが経験するでしょう。
その悲しみは、すぐに癒えることはない。それでも、季節は変わらず巡っていく。
流れる時間の中で、様々な感情が複雑に交差する。
忘れられない、忘れたくない想い。新たに生まれる想い。
純粋すぎるがゆえ、ときに残酷な想いを抱え、人はどう生きていくのか。
大切な思い出を胸に、美しく変化する男女の想いを描けたらと思いました。
」から生まれたこの映画が、誰かの人生に寄り添い、未来への希望となることを願います。

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