【25年上半期・10億円超の国内映画ランキング】「国宝」の快進撃、止まらず! 洋画実写映画も大健闘
2025年7月16日 11:00

映画業界では興行収入10億円がヒット作のひとつの目安とされ、30億円を超えると大ヒット、100億円を超えるとメガヒットという評価を得ます。2025年上半期は、1月公開の「劇映画 孤独のグルメ」「366日」を皮切りに、24作品が興収10億円を突破。4月に公開された「名探偵コナン 隻眼の残像(フラッシュバック)」は、3作連続で興収100億円を達成する快挙を成し遂げました。本記事では、文化通信で発表された興行成績をもとに、25年1月1日~6月30日に劇場公開され、興収10億円を達成した映画24本をランキング形式でご紹介します。

国民的アニメ「名探偵コナン」の劇場版第28作。毛利小五郎と長野県警の隻眼の警部・大和敢助がキーパーソンとなり、長野の雪山を舞台に巻き起こる過去と現在の事件を描く。本作は、シリーズ史上最速となる19日間で興収104億円を突破。シリーズ最高興収158億円を叩き出した前作「名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)」に次ぐ、歴代2位の大記録を打ち立てた。

吉沢亮の主演で、吉田修一氏の最高傑作と呼び声の高い原作小説を実写映画化。吉沢、横浜流星、渡辺謙らが芸の道に人生を捧げる歌舞伎役者を熱演した。約3時間という長尺ながら口コミでの評価が高く、4週連続土日前週比超えという異例の右肩上がりの大ヒットを遂げ(※興行通信社調べ/封切初日100館以上の作品)、現在も記録を更新中だ。

トム・クルーズ主演の大ヒットシリーズの第8作。前作「ミッション:インポッシブル デッドレコニング」の最後で、スパイ組織・IMFに所属するイーサン・ハント(クルーズ)が手にした鍵をめぐる物語が展開する。クルーズをはじめ、主要キャストの来日も話題を呼び、5月17~22日には先行上映が実施された。2025年公開の洋画で、初めて興収50億円を突破した。

「映画ドラえもん」シリーズ45周年記念作品で、第44作目。絵の中の世界に飛び込んだドラえもんたちが、幻の宝石を巡って時空を超えた冒険を繰り広げる。前作「映画ドラえもん のび太の地球交響楽(シンフォニー)」を上回る好スタートを切り、国内映画ランキングで6週連続1位を獲得。歴代最高傑作との声も多く、映画.comのレビューでも★4.3をマークしている(7月13日時点)。

2014年に「世界で最も売れたインディーズゲーム」としてギネス認定された北欧発の世界的人気ゲームを実写映画化。全米では「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」を超えるゲーム原作映画No.1のオープニング興収を達成。日本ではゴールデンウィークに合わせて公開され、ファミリー層を中心に客足を伸ばし、興収40億円に迫る好成績を記録した。






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