ジェームズ・ガン監督「スーパーマン」好発進で感謝メッセージ
2025年7月14日 22:00

「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズのジェームズ・ガン監督の最新作「スーパーマン」が、世界興収2億1700万ドルの好スタートを切った。この成功を受け、ガン監督は7月13日(現地時間)、自身のSNSで観客への感謝とともに作品に込めた思いを語った。
「私たちは長年、スーパーマンの『スーパー』な部分に注目してきました。でも私は『マン』の部分、つまり困っている人を常に助けようとする優しい人物に焦点を当てた映画を作ることができて嬉しく思います」
ガン監督はThreadsに投稿し、従来のスーパーヒーロー映画とは異なるアプローチを取ったことを明かした。さらに「過去数日間、皆さんの熱意と親切な言葉をいただき、心から感謝しております。世界中の多くの人々にこれほど力強く共感していただけることは、それ自体が人類の優しさと品質への希望に満ちた証拠です。ありがとうございます」と続け、観客の反応に深い感動を示した。
「スーパーマン」は全米で1億2200万ドル、全世界で2億1700万ドルのオープニング興収を記録。これはガン監督作品としては「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol. 2」に次ぐ2番目の大ヒット作となった。
作品はデビッド・コレンスウェットがクラーク・ケント/スーパーマン役を演じ、ロイス・レイン役にレイチェル・ブロズナハン、宿敵レックス・ルーサー役にニコラス・ホルトが出演。日本では7月11日に公開され、興行ランキングの2位につける好発進となった。物語では、人々を救う使命に心が揺らぐスーパーマンが、世界を脅威とみなす科学者レックス・ルーサーとの戦いを通じて再び立ち上がっていく姿が描かれる。
この成功を受け、ワーナー・ブラザース・ディスカバリーのデビッド・ザスラフCEOも「今週末、ジェームズ・ガンの情熱とビジョンがスクリーンで命を吹き込まれ、スーパーマンが舞い上がるのを見ました。スーパーマンはほんの第一歩に過ぎません」と祝福のコメントを発表した。
ガン監督が人間性に焦点を当てたアプローチは、興行的成功のみならず批評家や観客からも高い評価を獲得。「ゴッド・アンド・モンスター」と名付けられたフェーズ1の幕開けを飾る作品として、DCユニバース再構築の確かな第一歩を刻んだ形となった。
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