「ナイト ミュージアム」新作が製作決定
2025年7月11日 11:00

人気映画「ナイト ミュージアム」シリーズの新作製作が決まったと、米ハリウッド・レポーターが報じている。2014年の「ナイト ミュージアム エジプト王の秘密」から約11年ぶりとなる新作は、これまでとは異なる全く新しいキャラクターによる物語として展開される。
脚本には、「STUBER ストゥーバー」などを手がけたトリッパー・クランシーが起用された。オリジナル3部作を監督したショーン・レビは、プロデューサーとして参加する。レビは相棒のダン・レビンと共に21 Lapsを通じて製作を担当し、エミリー・モリスがプロジェクトを統括する予定だ。
詳細なストーリーは公開されていないが、「博物館を舞台にしたまったく新しいキャラクターによる新しい物語」として描かれるという。これは、ベン・スティラー演じる夜警ラリー・デリーを主人公とした従来のシリーズとは異なるアプローチとなる。オリジナルキャストの続投については現時点で明らかにされていない。
「ナイト ミュージアム」シリーズは、2006年の第1作から始まり、09年の「ナイト ミュージアム2」、14年の「ナイト ミュージアム エジプト王の秘密」まで3部作として展開された。アメリカ自然史博物館で夜警として働くラリーが、古代エジプトの石版の魔力で展示物が命を宿すという設定で、スティラーを筆頭に、ロビン・ウィリアムズ(テディ・ルーズベルト)、オーウェン・ウィルソン(ジェデダイア)、ラミ・マレック(アクメンラー)らが出演し、世界中で愛された。
3部作の興行収入は、アメリカ国内だけで5億4000万ドルを超え、全世界では13億ドル以上を記録する大ヒットシリーズとなった。特に第1作は06年の大ヒット作として、ファミリー向け娯楽映画の新たな可能性を示した作品として評価されている。
22年には、ラリーの息子ニックを主人公としたアニメ映画「ナイト ミュージアム カームンラー復活」がディズニープラスで配信され、新たな世代への展開を見せていた。また、「美女と野獣」「アラジン」で知られるアラン・メンケンが作詞・作曲を手がけるミュージカル版の開発も進行中で、フランチャイズとしての広がりを見せている。
新作映画の監督や公開時期については現時点で発表されていない。

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